SNSで嫌われる投稿のランキングで、必ず上位に入るのが「ネガティブな投稿」です。
「ウザい」「なんて答えたらいいのかわからない」などの声が多く、読んでいる人を不快にさせてしまうものですが、このような暗い書き込みをする人は、どのような心理なのでしょうか?
ネガティブな投稿のパターンと、その心理、対処法についてお伝えします!
ネガティブな投稿のパターン
一番困るのは、一言だけのネガティブ発言です。
何があったのか経緯を書かずに、ただ一言だけ「も~ 死にたい!」「ムカつく!」「信じられない・・」といった、誰かが「何かあったの?」と聞いてくることを前提とした、ワケのわからない投稿をする人がいます。
読んでいる人は面倒になって後回しにしてしまうか、完全スルーしてしまうことも・・。
また、「もしかして自分のことかも?」と深読みしてしまう人もいます。
このように一言だけのネガティブ発言をする人は、その場の感情をただ書き殴る「激情型」の人なのかもしれません。
または、誰かとの会話の糸口を見つけて、コミュニケーションを取りたいだけで、本当はそれほど大した問題ではないのかもしれません。
ただ、読んだ人がどういう気持ちになるかまでは考えられていないので、SNSで敬遠されがちな人と言えるでしょう。
また、「何かあったの?」と聞いてはみたものの、それに対しての返答がない人もいますが、これは相手の好意を無視していることになります。
感情を一言吐き出したら、それに反応して気に掛けてくれた人がいたというだけで本人は満足してしまい、返答が面倒になってしまうのです。
この人はこういう人だから、と割り切って付き合ってくれるごく僅かな人を除いて、大抵の人は遠ざかっていってしまいます。
コメントひとつでも相手は労力を使ってくれているのですから、きちんと返事は返すべきですね。
長々と悩みを書き綴った投稿
本人はとても悩んでいるのでしょうが、読んだ人からしてみたら「重い」と感じてしまうのが、長文で悩みを書き綴る人です。
仕事や家事の合間の息抜きにSNSを利用している人も多いのですから、長文を見ただけで読む気が失せる人もいますし、それが暗い内容だったり、深刻過ぎるものだったりしたら、軽々しくコメントはできないと思ってしまいます。
また、現実ではネガティブ発言は嫌われる、空気を悪くすると考えて、それならSNSで、と考える人もいるようですが、それは逆です。
向かい合って表情を見ながら話すのとは違い、文章のみで状況を理解することは難しいと言えます。
真剣な悩み事は、話を聞いてくれる友人や知り合いに、時間が取れる日を確認して、実際に会って相談するといいでしょう。
もちろん頻繁に呼び出すとひんしゅくを買ってしまいますが、ごくたまになら受け入れてくれるでしょう。
その際、少しでも似たような状況にある人や、同じような経験がある人に相談するようにすると、理解されやすいかもしれません。
ただ、話を聞いてもらえたからと言って、その後SNSで個人的に愚痴を送り続けるのは問題です。
むしろ、SNSでは明るい話題だけにしたほうが、その人からも好意的に受け止められるでしょう。
冗談を交えたネガティブ投稿
Twitterで、ネガティブだけれど面白い投稿を見かけたことはないですか?
同じネガティブな投稿でも、ちょこっと冗談を入れることで、ガラリと印象は違ってきます。
例えば、「今日、電車でラブラブなカップルが隣に座った。なんか悲しくなった」と書くのと「彼氏いない歴25年の私の隣に、ラブラブカップルが座ったことが今日のハイライト」と書くのとでは、どうでしょうか。
自虐ネタやユーモアを入れることで、ウンザリしがちなネガティブ投稿もクスッと笑わせる面白い投稿に変貌します。
不思議なもので、ネガティブな投稿にはネガティブなコメントが多くなり、明るい投稿や面白い投稿には、明るい、面白いコメントが増える傾向にあるようです。
いわゆる、「感情の伝染」という現象が起こります。
何か嫌なことがあって、少しでも気持ちを回復させたいと思ったら、暗く愚痴るよりも、面白い表現に変えてしまうことをお勧めします。
いかがでしたか?
辛くて誰かに聞いて欲しいのに、SNSに書き込んでも既読無視、コメントゼロ・・。
みんな冷たい!と負の感情に押し流されてしまわないようにして下さい。
SNSは楽しむ場所と認識している人が多いということです。
もしネガティブなことを書きたくなったら、ユーモアを交えて、短文で書き込むようにしましょう。
常に読む人の立場になって、自分の投稿を客観視できるようにしておきましょう。