社会人になると、これからずっと仕事をして生活の基盤を立てる事になります。女性の場合は、結婚や妊娠をきっかけに仕事を退職し、主婦という道に行かれる方も多いですが、最近は出産後に仕事復帰をしたりと、女性も自分の仕事を持っている人も多いですよね。
例え、自分が就きたかった仕事でもそれが毎日…何年…となると仕事が当たり前になっていくだけで、面白さを感じられなくなってしまったり、初めの頃の情熱も薄れていってしまう事があるかと思います。
仕事にマンネリを感じたり、つまらないなーと思ってしまった時に、これを読んで仕事へのヤル気を取り戻せるきっかけになればと思います。
ほどほどに頑張る

仕事にはノルマがあったり、出世といった大きな目標に取組んで仕事をしている人もいるでしょう。特に男性の場合は出世は大きな目標であり、達成感でもあります。
しかし、ノルマなどの頑張らないと達成できない事に関して負担も大変大きくなっていきます。それがストレスになってしまったり、ノルマが達成出来なかった時に一気にヤル気がなくなってしまったりと自分を追い込んでしまう人もいるのです。
競争社会なので、出世や昇進を願う事も当たり前になってきています。
しかし、出世をする事により更なる負担もかかってくるのです。今まで以上に責任も重くなりますし、周囲からの期待や批判も大きくなってくるのです。
出世により良い環境に変わりますが、出世により、心には大きな負担を抱えてしまうのです。出世をした人も、出世にむけて頑張っている人も、ノルマ達成にむけて頑張っている人も、ずっと気を張ってばかりでは何も楽しくなくなってしまいます。好きな仕事ですら嫌いになってしまう事も考えられます。
そうなってしまわない様に、何でも「ほどほどに頑張る」という言葉を頭に入れて取り組む事で、気持ちにも余裕が生まれてくるのです。頑張ってばかりいても結果がついてくるとは限らないのです。
運やタイミングも大事であり、肩の力を抜いて仕事をしていた方がよっぽど仕事も楽しく感じますし、心も落ちついて仕事に取組める様になるのです。
頑張る事は大切ですが、頑張らない事も大切なのです。頑張りすぎず、ほどほどに力を抜いてみる事で、見えてくるものもあるはずです。ほどほどに頑張りましょう。
評価は自分のバネにしよう

仕事において、何らかの評価はつきものです。そして、自己評価と他人からの評価には多少のズレが出てくるのです。自分では満足した結果を出せていたとしても、他人から見た時にまだまだ足りないと思う事もあったり、結果は出せていても他の点が足りていなかったりと、評価は人それぞれなのです。
良い評価もあれば悪い評価もある。それでいいのです。悪い評価だから、自分はダメなんだ、頑張っていたのにと自分をマイナスに追い込んでしまう人もいます。
良い評価は素直に受け止め、悪い評価は自分のバネにする事で、これからの仕事に対してのヤル気も変わってくるでしょう。悪い評価を悪いと受け止めず、自分が成長と成功していく為に必要なものなんだ。と思えるだけで、気持ちも変わっていきます。
ライバル意識は適度に!

例えば同僚で、「この人には負けたくない」と思っている相手がいるとします。ライバル意識は必要な事です。しかし、そのライバル意識が仕事の分野だけではなく、仕事とは関係ないプライベートな分野に対してもライバル意識を持ってしまう人もいるのです。
女性の場合ですと「この子よりも先に結婚してやる!」とか、男性の場合ですと「仕事では少し負けているけれどゴルフの腕前は俺の方が上だ!」というような、仕事とは関係ない事までにもライバル意識を持ってしまう事が多いのです。
出世やスキルアップの為にライバル意識を持つ事は大切ですが、何もかもにライバル意識を持つ必要はないのです。ライバル意識もほどほどに適度に持つ事が大切になってくるのです。
ライバルがいるだけで仕事への意欲も湧いてきたり、頑張ろうとヤル気にはなりますが、関係ない事までのライバル意識はやめておきましょう。
上司からの叱責は期待されている証拠!

現代の若者は両親からキツく叱られて来なかった人もいる為か、いざ就職をして上司から叱責を受けた時にダメージが深くなってしまう人もいます。
叱られる事は、それだけ自分の事を見ていてくれている、見守ってくれている事でもあるのです。叱られれば、叱られるほど出世をしやすいとも言われてきました。
叱られる事で落ち込んでばかりいても仕方ありません。叱られるという事はそれだけ自分の事を期待しているという意味でもあるのです。叱られた事に対して、言い訳をするのではなく、素直に受け止めて次に進んで行く事で、ポジティブにもなれますし、仕事に対してのヤル気もなくなる事なく頑張れるのです。
いかがでしたか?
仕事をヤル気にさせる方法についてご紹介していきました。誰でも、仕事への不満を持っていたり、以前と比べてヤル気が減ってしまうというのはよくある事です。
考え方次第、受け止め方次第で仕事への意欲も変わってきます。ヤル気を起こさせるのは、自分自身であって他人からの評価でもなければ他人からの意見でもありません。
ヤル気を起こさせる為の努力も必要になってくるのです。考え方、視点を変えてみると違った自分が見つかり、仕事へのヤル気も変わってくるでしょう。