上司や同僚、友達に、一見何を考えているのか分かりづらい人はいませんか?
物静かで落ち着いている人、淡々として、いつも平常心を保っているように見える人・・。
その人が何を考えているのか、自分のことをどう見ているのか、気になりますよね。
実は、ちょっとした仕草を観察するだけで、見えてくることがあるんです。
今回は、感情がわかりにくい人の、何気ない仕草に隠された深層心理についてまとめてみました。
顎をしきりに触る
主に男性に多く見られる仕草です。
無精ヒゲを気にしている場合は別ですが、ひっきりなしに顎を触っている場合は、自分が今、相手よりも優位な立場にあるということを意識しています。上
司なら問題はありませんが、同僚がこの仕草をしている場合、相手のことを少し見下しているかもしれません。
また、異性の場合は、下心を抱いているときに、この仕草が見られることがあります。
異性の上司が顎をスリスリしながら話しているときは、どうやったら相手を口説くことができるのかと模索しているときかもしれません。
唇を舐める
これは、緊張しているときに見られる仕草のひとつです。
極度に緊張したとき、口がカラカラになる、という経験はありませんか?無意識に口呼吸になってしまうことが原因と考えられています。
その渇きが気になり、唇を舐めてしまうということになります。
この仕草が見られた場合は、相手を尊敬しているか、またはとても気を遣う存在と見ているかのどちらかでしょう。
腕を組む
ただ単に寒い、という場合も考えられますが、自分の領域を侵されたくない、人の意見に惑わされたくないといった、ひとつの防御反応ということもあります。
また、内面を知られたくない、うまくその場をやり過ごしたいといった場合も考えられます。
寒い場所以外でこの仕草が見られた場合、置かれている状況に少しストレスを感じているかもしれません。
後ろの首をスリスリさする
これも、男の人に多い仕草かもしれません。また、ため息とともにさすっている場合もあります。
これは、ストレスを感じているときに見られる仕草です。思うようにいかないことがあったり、やらなければいけないことが山積みになっているときなど、イライラしたり不満を感じているときに見られます。
首は急所であるため、無意識に守っているという説もあります。
鼻を触る
指先でちょこちょこ触るよりも、手でグーを作って人差し指の付け根あたりで触るタイプの人が多いのではないでしょうか。
鼻を触る仕草が見られる人は、嘘をついているという説と、ただ単に気が弱いだけという説があります。腕を組む仕草と同様に、防御反応のひとつかもしれません。
早い瞬き、ゆっくりとした瞬き
まず、パチパチ!と早く瞬きをするのは、緊張や不安を感じているときです。
ただし、女性の場合、好意を寄せている相手に対し、自己アピールをしていることもあるようです。
状況により見分ける必要がありますね。
また、話している相手が相槌とともにゆっくりと瞬きをしている場合は、親身になって話を聞いている、または共感しているといった、好意的な意味があるようです。
髪を触る
これは、女性に多い仕草ですね。
髪をくるくると指先に巻き付けたり、毛先をじっと見つめながら弄んだり・・。
真面目な話をしているときにこのような仕草が見られると、少しイラッとしてしまう人も多いのではないでしょうか。
それは、無意識に相手の態度が「甘えている」と感じているからかもしれません。
実際、髪を触る仕草というのは、自分が大事で、相手に許してもらいたいという気持ちの表れと言われています。
状況によっては相手に不快感を与えてしまう場合もあるので、癖になっている場合は、なるべくやめるように心がけてみてはいかがでしょうか。
ペンをくるくる回す
これもよく見られる仕草です。
見事にくるくると回していると、思わず見入ってしまうこともありますが、人によっては少しイライラしてしまうかもしれません。
本人は無意識にやっている場合が多く、なんとなく気持ちが落ち着かない、結論が出ず苛立っている、というときに見られるようです。
いかがでしたか?
もしかしたら、自分に当てはまる仕草もあるかも?
単なる癖という場合もあるので、すべての人に当てはまるとは言えませんが、心の奥底にあるものが見えれば、見方や接し方も変わってくるかもしれません。
参考までに心にとめておいてはいかがでしょうか。