恋人は自分の全てだと思っていたのに失恋してしまって前に進めない人、もしくは今の彼との別れに臆病になっている人。大好きな相手は、“特別な相手”なのだと思いたくなるものです。
しかしその気持ちのせいで自分の自由を制限されてしまってはもったいないことなのです。
原因と結果は比例しない
「この人しかいない」と思いやすい人のタイプは存在するものです。例えば、過保護で育った背景や、これまで優しくされたことのなかった人、原因は山ほどあるのです。
そして結果とは「この人しかいない」と決断するのかどうかです。あなたがどんなタイプの人であろうと、原因と結果は比例しないのです。
なぜなら、あなたの気持ちを決めるのも動かすことができるのも、あなたしかいないからです。あなたの人生は誰のものでもなく、あなたの人生なのです。
新しい自分のふさわしい相手
付き合った人に「この人しかいない」と思うのはとてももったいないことなのです。人生で価値観は経験と共に変わるのです。
「この人が今の私にふさわしかった人」というのが正解でしょう。別れが訪れて絶望的になるかもしれません。
しかし、今の私は明日の私ではないのです。価値観と共にあなたにふさわしい人は必ず現れます。
そのときにまた、「この人しかいない」というくらい愛せるようになるものなのです。
思い込みで前に進めない
あなたの恋人はとても理想的だったかもしれません。顔も性格も身長も趣味も、全てがあなたの好みだったかもしれません。
失恋直後に「この人以上を見つけることはできない」と不安になるかもしれませんが、落ち込んでいる時間はもったいないのです。
世界にはたくさんの異性がいます。もしかしたら、あなたの次の相手は日本人ではないかもしれないのです。
あなたはどのくらい自分のことを知っていますか?もっとたくさんの人と出会って自分を知って、「この人」よりも相性が良い人が山ほどいる可能性があることを忘れないでください。
あなたは自分が思うよりも色々な人に好かれる
恋人を「この人しかいない」と思ったように、「あなたしかいない」と思っている人もいるかもしれません。
もしくは、そう思わせるような魅力を持ったら良いのです。今のあなたは、起こった現状やショックしか見えずに苦しんでいるかもしれませんが、あなたを奮い立たせるのはあなた自身なのです。
そんな自分をどんどん進化させて、したことのないトレーニングをしてみたり、髪型を変えてみたり。自分に視点を当てられるようになった頃にはあなたを見ている人が多く存在するのです。
「この人しかいない」とまで思えたあなたは素敵
誇りに思ってください。あなたは恋人をそこまで愛したのです。
そして実らなかった恋、破局してしまった恋、気持ちの行方が分からなくなってしまったのです。
「この人しかいなかったけど今は違う」と思える日は必ずやってきます。
誰かをそこまで愛せたのですから、今度はあなた自身をたくさん愛し、誇りに思いましょう。
「私が私でよかった」これがあなたを本当の幸せへと導いてくれるのです。
まとめ
今の目標は、「この人しかいない」と思った相手に同じことを思わせるような自信をもつことです。
自信を持ってもあの人は戻ってこない、なんて思う必要は一切ありません。だって、目標を達成したときのあなたは、もっと色々なことが見えているようになるからです。
人生にはたくさんの悲しみや苦労が訪れます。でもいつのときも乗り越えることができるのです。
そして、乗り越えるために必要なのは自分を心から愛せることなのです。
あなたの人生を幸せにするためには「あなたしかいない」のですから。