「普段なんともなかったのに、突如手や足が痺れる」なんていう経験ありませんか?
毎日のように残業だったり、職場でストレスを感じたりしているとこういった症状が起きてきます。
私自身もかつて仕事上のストレスが原因で、足のスネの辺りが常に痺れており、つま先部分をあげる事が出来ないような事がありました。
「あまりストレスを感じていないんだけどな」という方でも、見えないところで体は悲鳴をあげている可能性があります。
しびれや大きな病気のサインとも言われますが、今回は「ストレスからくる手足痺れ」の原因や対処法をご紹介致します。
まずはじめに。あなたはストレスを抱えていませんか?
あなたがもしもサラリーマンやOLさんで手足の痺れを感じていたら、ストレスが原因である可能性が非常に高いです。
最近では”ブラック企業”などというネーミングで働く環境が悪い職場がピックアップされることも多いですが、そういったところで働いている人は精神的な病気に比較的かかりやすくなります。
過度の労働時間により身体的な疲労が重なり、またもしも職場の職員が理不尽な人ばかりであれば、精神的にもダメージを受けます。
こういった目に見えない疲れが蓄積し、手足が痺れるなどの症状を引き起こします。痺れというのは外見から判断されずらいため、他人からしてみたら何も異変を感じません。
そのため、特に新卒の方や仕事歴が浅い方だと「痺れているなんて言ってもしょうがないから、なおるまでほっとこう」なんていう人もいるようです。
しかし、その症状がエスカレートすると鬱病などの重病になる可能性が非常に高いので、体に異変を感じるレベルのストレスを感じたら会社を休む事をおすすめします。
いまだに「会社を休むなんてなめてこというな」などという上司も存在するようですが、体を壊してしまっては元も子もありません。勇気をもって相談してみましょう。
その痺れは本当にストレスのせい??下記の項目をチェックしよう!
足の痺れがストレスで起きている場合は、他にも体に支障をきたしている可能性があります。
以下の項目にあてはまるものはありますか?
・日常的にストレスを感じている
・ため息が自然に出てしまう
・なんだか息がしずらいような気がする
・目の下がピクピクしたり、顔が引きつる
・笑いづらくなった、表情が作り笑いっぽくなった
・いつも同じ体勢や長時間PCをみるような環境だ
・ランチの時間はもっぱら人の悪口大会だ
・運動不足だ
以上の項目で「3つ以上あてはまる」という方は要注意です。
その方達は高確率で身体的にも精神的にもストレスを感じている事でしょう。
また、「日曜日になると憂鬱で、とにかく会社に行きたくない」というレベルまで達すると、鬱病の手前ともいえるでしょう。
「自分は鬱病なんかになるようなキャラじゃないよ」と思っているひと程要注意です。精神的なストレスを蓄積させてしまうと、鬱病の症状がジワジワと浸食してきます。
どんな人でも鬱病になる可能性は十二分にあるので、決して油断しないようにしてください。
では、手や足がしびれたらどうすれば良いのか?
「ストレスが原因で手や足が痺れている」という方はもちろん、ストレスを発散させる必要があります。
朝から晩までデスクワークで疲労がたまっている、という人は仕事が終わった後に適度な運動をすることをおすすめします。
「もう運動なんて全然してない」という人も、試しに一度ランニングやジムに行く等、軽い運動をしてみてください。
また「足のしびれが重傷で運動ができない」というレベルの方は仕事を休んで温泉や自然の豊かな場所に行く等の休暇をとりましょう。
ストレスによるしびれを経験した事がない人にしてみれば「なんでそんな理由で休むんだ?」と思われる事も少なくありませんが、手足の痺れは鬱病一歩手前の重病です。
仕事ももちろん重要ですが、まずは自分の体を大事にしてあげましょう。
また、最近では鬱・ストレスは食事と密接な関係があるとも言われており、普段口にする栄養素の見直しなども重要になります。他しない栄養分をサプリメントで補うなど、食生活にも気をつかいましょう。
いかがでしたか?
今回はストレスからくる手足の痺れの原因や対処法をお伝えしました。
長くなってしまいましたが、痺れは体や心のSOSととらえてください。
「少し痺れてるくらいだから別に良いか」ではなく、しっかりと休息をとり体をいたわってあげましょう。