SNS行動心理

【ノモフォビア】スマホ(携帯)がないと生きていけない心理や理由とは?

スマホ依存症

現代社会で問題視されている「スマートフォン依存症」。通称:スマホ依存症。スマホ中毒とも言われていますね。周りに家族や友人、恋人がいても常にスマホを使っていて、話をしない。そういう人周りにいませんか?もしかしたら、あなた本人がスマホ依存かもしれません。

このスマホ依存の究極がノモフォビアです。スマホの充電が切れてしまったら、あなたはパニックになりますか?スマホのない生活は考えられないと思っている人、けっこういるのではないでしょうか。

ノモフォビアとは何か?

ノモフォビア

スマホが側にないと不安、画面を触っていないと落ち着かないという心理をノモフォビアと呼びます。スマホがなくなると不安になる恐怖感のことです。フォビア(phobia)=恐怖心 ノモ(no+mobile)=携帯電話がない という意味です。

現代病として最近”ノモフォビア”というが認知されつつあります。現代における生活のデジタル化が鍵となり、お年寄りから子供まで老若男女がデバイスを使いこなすようになりました。そのお陰で異常なほどまでの携帯電話に対する執着心が呼んだ現代病です。

スマホ依存になっている人たちを面白く表現した動画があるのですが、実際にあるある!と思わせるものから、これはちょっと大げさと思わせるものまで、パロディな内容になっています。

ノモフォビア

URL : http://www.dailymail.co.uk/

これ、他人事ではなくなってきていると思いませんか?いずれ自分にも関わってくることです。そうならないように自分でまず自覚することです。海外のアンケートで、携帯電話をいつ一番多く使いますか?の質問で面白い結果が出ているのですが、自分がどれに当てはまるか考えてみてください。

それを参考に自分を見つめなおしてみるのも良いかもしれません。それによって、携帯電話を使う習慣がはっきり見えてきます。いつどこで多く使っているか自分で把握しておくと、この先自分をコントロールするのに役立ちます。

39%の人がトイレでも使用

ノモフォビア

出典:https://www.lookout.com/resources/reports/mobile-mindset

海外で行われたアンケートでは、39%がトイレでも使っていると答えています。驚きです。そして30%が食事中、54%がベッドの中(朝起きてすぐ・寝る前・夜中をすべて含む)という結果が出ています。半分以上の人がベッドで使っていることになります。

携帯電話がなくなった場合73%の人がパニックに!

ノモフォビア

出典:http://venturebeat.com/2012/06/21/lookout-mobile-study/

なんと73%の人が「パニック状態になるという結果が!!それだけ人々の生活で携帯電話は必需となっているんです。14%は「絶望」その半分は「病気(具合が悪くなる)」意外なのは6%の「安心した」です。ガラケーを使っているのでしょうか?無くなれば新しいものが買えますからね。

男性の間では、いつどこで携帯がなくなるか予期できないので、念のため2機持っている人がいるようです。海外ではそれがファッション化しているほどです。仕事で多く使う分、もう一つ持っていたほうが安心ですよね。

対処方法


1. 一日最低1時間は携帯電話にさわらない。
2. 一週間に一度は携帯電話を使わない日を設ける。
3. アプリを使う。
4. 周りの人に協力してもらう。(リマインドしてもらう)
5. 目の付くところに置かない。
6. 予備の電池を持ち歩かない。
7. 1機だけで十分。2機持たない。
8. 他の趣味をみつける。
9. 外に出て他の事に没頭する。など

ノモフォビアを軽減できるアプリ

ノモフォビア

対処方法の3つ目のアプリを使う方法ですが、まず良いアプリを探す必要があります。海外でとても話題になっているアプリ「Forest」を使った解消法です。遊び感覚でノモフォビアを軽減することができたら、楽ですよね。このアプリは、種を蒔いてそれを木に育てるプランテーションゲームです。

Forest(フォレスト)をスタートしたら、種を蒔いてからそれを木に育てるまでの間、携帯に触ってはいけません。もしギブアップして触ってしまったら、それでアウト。その時点で木は枯れてしまい、フォレストに植えられてしまいます。ゲームを繰り返していくうちに、ノモフォビア解消によってフォレスト(森)ができあがっていきます。フォレストの画面では、一目で自分の成果を知ることができ、次回へのやる気につながります。

最低時間は10分から最高の120分まで設定ができるようになっていて、時間レベルごとに木の種類が変化していきます。一度スクリーンをタッチしても、リマインダー機能があり、簡単にギブアップをさせないようになっています。それから、「ホワイトリスト)という設定機能があり、forestをスタート中に使っても良い他のアプリを設定することができるので、電話やメールチェックを逃すこともないでしょう。

いかがでしたか?

依存は簡単には治りません。長い時間をかけてゆっくり治していくものです。依存に陥る前に、自分の携帯を使う習慣を知ることが最初のステップになります。恐ろしいノモフォビアから身を避けたいものです。最近ノモフォビア気味という人は気をつけましょう。