どんなにルックスが良くても、高級ブランド品で着飾っていても、食事マナーによってお里が知れるとはよく言われています。
時には、好意を抱いている相手をがっかりさせてしまい、せっかくの恋のチャンスを逃してしまうことにもなり得ます。
こんなこと、親に教えてもらわなかった・・という人も、これを機会に自分のマナーを見直してみましょう!
スプーンやフォークをカンカン鳴らしながら食べる
意外と気が付いていない人は多いのですが、例えばカレーライスやチャーハンを寄せ集めるとき、カンカンコンコン音を鳴らし過ぎる人がいますが、同席している人は不快に感じることがあるので、音は極力控えたいものです。
また、カレーのルーとライスをグチャグチャに混ぜて食べている人は、「どうせ口の中で混ざるのだから」と気に留めていないかもしれませんが、決して品の良い食べ方ではありません。
カンカン鳴らしながら食べる人も、グチャグチャに混ぜて食べる人も、食欲を前にすると周囲の人の目が気にならなくなる、一点集中型の人なのかもしれません。
せっかくの食事の雰囲気を台無しにしないように、気を配りましょう。
クチャクチャ音を立てて食べる
音を立てて食べることは、韓国ではマナー違反ではないようです。
むしろ、美味しそうに食べているという微笑ましい意味にもなるようですが、日本では、かなりの確率でドン引きされるほどのマナー違反です。
音を立てて咀嚼したり、口の中に食べ物が入ったまましゃべったりすることを何とも思っていない人は、きっと家庭でそのような躾がなかったものと思われます。
他にも、「背中を丸めて、食べ物に口を近づけて食べる」「パスタをズルズルすする」「幼児のような箸の持ち方をする」人も同様です。
周囲の人がそっと指摘してあげて、正しいマナーを教えてあげると、徐々に直るかもしれません。(あくまでも、素直な性格の人の場合ですが)
人のものを食べたがる
こちらもよくいるタイプですよね。「ひと口ちょうだい!」と必ず言う人。
欲しいなら注文すれば?と言うと、「全部はいらない。ひと口でいい。」と返す人が多いです。
このような人は女性に多くいますが、貪欲なタイプかもしれません。
何か美味しいもの、何かいい物を発見したら、それを隈なく取り入れたい欲求にかられるのではないでしょうか。
このような人と一緒に食事をするときは、好きなものをちょっとずつ食べられるバイキング形式のお店をお勧めします。
「あまり食べ物を共有したくないなぁ」という人は好きなものをちょっとずつ食べられるバイキング形式であればストレスを感じずに食事を楽しめるかもしれません。
※もちろんカップル同士で共有し合う場合などは問題ありませんので、ご心配なさらずに!
注文し過ぎて食べ残す
このタイプは若い男性に多いようです。
計画のなさが滲み出ている行為ですが、見栄っぱりという可能性も高いです。
店に入ったら空腹に任せて、食べたいものをあれもこれもと頼み、最後は同席した相手に「食べて!もっと食べられるでしょ?」と促します。
当然相手は、自分の食べられる許容量のものしか頼んでいないので、いわゆる「残飯整理」をさせられるようで、嫌な気持ちになります。
まずは少なめに注文し、足りなければ追加、という選択肢があることをお忘れなく!
注文し過ぎ、欲張り過ぎは、ちょっと子供っぽいマナー違反となりますので、心に留めておきましょう。
食事中にスマホをいじる
SNSに投稿するために、料理の写真を撮るまではいいのですが、その後もずっとスマホをいじりながら心ここにあらずといった状態で食事をするのは、明らかなマナー違反です。
思わず「何しに食事にきたの…?」と聞きたくなってしまいますよね。
同席している人にもとても失礼です。
食事の度に、スマホをいじってばかりいる様子が見られたら、SNS依存か、自分アピールを常にしたがるナルシストかもしれません。
現実に向かい合っているたった一人より、SNSによって一度に繋がる大勢の人に、「美味しそう!」と言われたいのです。
注意しても直らないようなら、このような人との食事は避けたほうがいいかもしれません。
いかがでしたか?
食事は楽しくありたいものです!
ほんの少しの気遣いで、その人と食事がかけがえのないひと時となるかもしれませんので、最低限のマナーだけは心得ておきたいものですね。