女性にとって欠かせないメイク。まつ毛のエクステンションやカラーコンタクト、アイプチなど、一昔前と比べて、メイク道具や技術は随分進化してきました。
同様に、ネイルアートも、「マニキュア」と呼ばれていた時代とは大きく変わり、まさしく”アート”と呼ばれるのに相応しいクオリティとなり、女性の美への追及は止むことを知りません。
でも、そんな女性たちの努力を尻目に、男性たちの反応はいまいちのようで、「スッピンが好き」「ネイルアートの良さがわからない」という人が多くいます。
それなのになぜ、女性たちは今日もせっせとメイクやネイルアートに精を出すのでしょうか?
男性には理解し難い、女性ならではの心理を、ここでお伝えしたいと思います!
いつでもしっかり濃い目のメイクをしている女性
服装と同様に、メイクも「自己主張」のひとつです。
いつも完璧なメイクをしていて隙がなさそうに見える女性は、何事にも意欲的で、活動的な人が多いのです。
目尻が吊り上がったようなアイラインを引いている女性は、少し気が強いタイプか、芯が通っていて、少しのことではブレない女性なのかもしれません。
唇がぽってりと厚く見えるメイクや、グロスの輝きが目立つようなメイクをしている女性は、自分の色気に自信があるか、性的な魅力で男性を惹きつけたいという欲求がある人なのかもしれません。
いつもスッピンでいる女性
十代であれば、スッピンでも十分に綺麗なのですが、二十代になると、ファンデーションも何もつけない本当のスッピンともなれば、その日の顔色やくすみが気になるところです。
それを気にせず毎日スッピンで外出したり、仕事をしたりしている女性がいたら、例え「スッピンが一番」と言っている男性がいたとしても、「やっぱりファンデーションくらいは・・」と思い直すことになるでしょう。
いつも化粧気がなく、髪型やネイルにもこだわらず”素”のままの女性は、もしかしたらただの面倒臭がりである可能性もあります。
また、人からどう見えるかということを意識しないということは、元々自分に自信がないタイプか、誰かからスッピンを褒められた経験があり、それを機に執着してしまった応用の効かないタイプなのかもしれません。
ナチュラルメイクでスッピンのように見せている女性
「素顔が一番!」と言っている男性が最も食い付きやすいのが、この「”偽スッピン”メイクをしている女性、または超薄化粧に見せている女性です。
実はこのナチュラルメイクというのは、濃いメイクよりも何倍も時間と技術がいる作業なのです。
正しくは、”薄い”ではなく”薄く見える”メイクであり、”素顔”ではなく”素顔に見えるメイク”で、いかにも何もしていないかのように見えて、自分の欠点をしっかりカバーしているのです。
そんな女性は、自分を良く見せるための努力を惜しまないタイプ、または、ちょっと強かで計算高いタイプである可能性もあります。
いつもネイルが完璧な女性
頻繁にネイルサロンに通い、指先のケアはもちろん、ネイルアートも流行の柄や色を取り入れて、その日の服とのコーディネートも完璧な女性がいますが、男性の間ではネイルアートは不評のようです。
いくら女性が頑張って爪に複雑な色彩を施しても、キラキラと輝くラインストーンを散らしても、男性は「何がいいワケ?」と引くばかりです。
それなのに、なぜネイルアートにはまる女性が増え続けているのでしょうか?
男性からしてみたら意外と思うかもしれませんが、女性は必ずしも男性のためにオシャレをしているわけではないということです。
特にネイルは、メイクや服と違い、いつも自分の視界に入るものです。
部屋にお気に入りのかわいい雑貨を飾るのと同様に、指先の綺麗な色や柄が常に目に入る楽しさは、女性ならではの楽しみと言えるのです。
指先までこだわっている自分、かわいいものといつも一緒にいる自分、それが一番ネイルアートにはまる理由なのかもしれません。
「男性受けが悪いのになんでやるの?」と思っていた男性!それは、「女性は常に男性を意識してオシャレしているはず」という、男性の勝手な思い上がり(失礼!) と言えるかもしれません。
オシャレは自分のため
着る物やメイクは彼氏の好みに合わせるという女性もいますが、男性よりも女性の目を意識してオシャレをしているという女性が多いのも事実です。
その時の流行りものを身に付けたり、全身バランスの良いコーディネートをしたり、女性から見て「素敵」と思われるような服装やメイク、ネイルにこだわったりすることは、女性特有の競争意識や見栄によるものかもしれません。
または、そんな「流行りものや素敵なものを身に付けている自分」が好きだという、根っからのオシャレさんがいるのも確かです。
男性の意見を聞き入れない女性がいるワケは、何となく理解できたでしょうか?女性のオシャレは、奥深いのです!