あなたの身の回りにくちゃくちゃ音をたてて食事する人いませんか?
たま~にテレビで芸能人がくちゃくちゃ音をたてて食事している場面がありますが、あなたはそれをどう感じますか?
かなり多くの人が「不快」と感じるようですが、音を立てて食べている本人はあまり自覚がない上に人の出す音も気にならないようです。
若い人だけでなく年配の方にも多く、くちゃくちゃ音を立てて食事をする人を「クチャラー」なんてかわいい呼び方でと呼ぶことも・・・。
そんなくちゃくちゃと音を立てて食事をする人は一体どんなタイプの人なのでしょうか?
クチャクチャ音が出る原因

そもそもなぜこの人を不快にする音が出るのでしょうか?
原因として考えられる点は以下の3点です。
■噛み合わせや歯並びの問題
■蓄膿や慢性的な鼻炎
■親にあまり躾けられなかった
噛み合わせが悪いと口を上手に閉じられずに食べ物を入れた時に音が出てしまいます。
畜膿や鼻炎で鼻が詰まっていると口で息をしてしまうので、食べ物を噛みながら口が開いてしまうので音が出てしまいます。
親が元々クチャラーで注意されることがなかったり、一緒に食事をする習慣がないと誰にも指摘されることがないので自覚しないまま成長してしまいます。
食事中にくちゃくちゃ音を立てるというのはマナー違反だと、わかっていないケースもありますね。
くちゃくちゃ音を立てる人に多い性格とは?

くちゃくちゃ音を立てる人に多い性格、それはずばり「頑固」です。
音を立てない人から見るとどうしても不快なくちゃくちゃ音・・・幾度も食事している時に聞かされるとたいていの人は注意をします。
特に家族で食事をしている時なんて注意しますよね。
「お父さん、くちゃくちゃと音を立てて食べないで」と言っているお母さんを想像できる人も少なくないでしょう・・・。
ですが、注意されたり「辞めてほしい」と言われても治らない人がほとんどだと思います。
実際にくちゃくちゃ音を立てて食事する人と、その家族に別々に話を聞いてみると・・・家族は「とにかく不快だから辞めてほしい」「何度言っても辞めてくれない」と言います。
音を出している本人は「なにが悪いのか」「嫌なら一緒に食べなければいい」「今さら治らない」と言います。
自分がいかに人を不快にしているか気がついていませんし、指摘されても「悪いことをしているわけではない」という気持ちです。
くちゃくちゃ音を立てて食事をする人はまるで「ワンマン社長」みたいな人なんです。
指摘や注意を繰り返すと「逆切れ」する事がとても多いです。その結果注意しずらくなってしまい、割り切るしかない、というケースも多いようです。
くちゃくちゃ音はどうやったら治せるの?

「くちゃくちゃ音を立てて食べるのはもはや病気である」とさえ言う人もいます。
治すのには本人も周りもかなりの苦労を強いられることが多いのですが、やはり治したいですよね。
まず、本人に自覚させて「治そう」という気持ちを持ってもらうことが一番の難関と言えるかと思います。本人が「治そう」と思ってくれればそこからは習慣を少しづつ変えていくだけなので割とスムーズに治すことができます。
では「頑固」な「ワンマン社長」の気持ちを変えるにはどうすればいいのか?
「その音不快だから辞めて」という言葉は頑固な人にはかなりの逆効果で感情を逆なでする可能性が多いです。
効果的とされるのが、自分もマネするという方法です。おおげさにクチャクチャ食べることで相手も違和感を覚えるでしょう。
「あなたもこういう風に思われているのよ」と伝えることでなかなか心に響いてきます。
あとはやめてほしい理由を真剣に伝えることも良いでしょう。
「しっかり口を閉じて食べないと、畏まった食事の際に恥をかく」や「私はいいけど、他の人によく思われないよ」など、第三者目線の意見として伝えてあげるのも良いかもしれません。
刺激をせずに、プライドも傷つけずに、というのは非常に難しいかもしれませんが、相手の将来のためにもなるので、ぜひ改善させてあげてください。