うつ病・心の病

過呼吸の症状や対処方法とは?

過呼吸

過呼吸は、過換気症候群という症状の事です。この記事を見ている方は過呼吸になった事がある、あるいは知り合いで過呼吸の症状が出ている方が少なからずおられるかと思います。とても苦しい事から恐怖感に陥りやすいこともあります。

過呼吸になるのには、様々な原因がありますが、ストレスから起こる事が多いとされています。ストレスを沢山抱えたままの状態であると、必ず身体が悲鳴をあげてしまうことがある為注意する事が大切です。

ストレス以外にも原因は色々ある?

また、気温の変化や気圧によっても敏感である方は呼吸が乱れがちになってしまいます。特に起こりやすい時期として、季節の変わり目が挙げられます。季節の変わり目は、過呼吸だけでなく、健康な方も体調を崩しがちです。呼吸が乱れる発作気味であるこの状態から抜け出す為には、深呼吸をしたり、呼吸を整えるように意識しましょう。

どんなに健康であったとしても、自分は大丈夫であると過信せずに、知識を身につけておくと必ず役に立ちます。自分のことだけでなく、いつどの様な場面にあったとしても、焦らず、しっかり対処して欲しいと思います。

他に挙げられることは、真面目な性格であったり、不安感を抱いている方もなりやすい傾向にあります。真面目であることはとても素晴らしいことです。しかし、真面目であるがゆえに沢山のことを抱え込んでしまいがちですよね。

突発的な恐怖感に陥った時にも起こりがちな過呼吸。きっと初めてなった方は、どうしようと焦ったり、不安になるかと思います。

その様な症状が起こるのはなぜ?

原因は、ストレスによる交感神経の緊張であると言われています。不安感、緊張、ストレスというものがきっかけになります。ほとんどは精神的な原因で起こりやすい過呼吸ですが、身体の疲れやストレスによって引き起こされることもあります。

症状として挙げられるのが、浅い呼吸が速くなり、呼吸をし過ぎてしまうということです。また、自律神経の働きが崩れてしまうことによって発作が起きてしまいます。

血液中の二酸化炭素が少なくなることで息を吐くことが多くなってしまいます。一つの対処法として、紙袋を使用し、二酸化炭素を吸う事で発作を落ち着かせる事も出来ますが、場合によっては窒息の原因にもなりかねない為、注意が必要だと言えます。

過呼吸にならない為に心掛けること

過呼吸になってしまうと手足がしびれたり、胸が苦しくなったり、頭痛、手足の感覚がなくなっていく、など色々な症状が出てきて大きな不安感に陥ります。初めて起こった時には、パニックになりがちで、ひどくなっていくと意識を失いそうになることもありますが、死に繫がることはありません。

周りにいる方が焦れば焦ってしまうほど、本人は、不安になってしまいます。落ち着いて対応してあげましょう。重度であれば、救急病院へ行く事で、安心することもでき、病院の先生の適切な対応が受けられますので心配されなくても大丈夫です。

場合によっては救急車をお願いしなければならない様な状況である際は、状況を詳しく説明出来るように、周りにいる方は、パニックにならないようにしましょう。

日常生活で心掛けて欲しいこと

ストレスを抱えずに過ごすことはなかなか難しい状態です。しかし、ご自身のストレスと上手に向き合ってみませんか?家族、友人などに相談することも、趣味を見つけて楽しむことも大切な時間です。

ご自分を追い詰めれば、それがストレスになりますね。実際に過呼吸で悩んでいる方も本当は、悩む必要はないのです。自分で全てを抱え込まなくて良いのです。一層周りの方に頼ってみませんか。そうすれば、心が軽くなっていく様な気がして、楽になります。

そんな日常生活でもし、呼吸が乱れがちな時には、時計の秒針に合わせたリズムで呼吸を整えるようにしましょう。ありのままの自分を受け入れることは、大切な一歩なのです。全然出来てないことなんてありません。むしろ頑張り過ぎているのです。そして、必ず成長している自分に気づくことが出来るのだと思います。