よく、お酒を飲むと人が変わる人っていますよね?
いつも大人しかった人が饒舌になったり、明るく元気な人が愚痴ばかりこぼしたり・・。
それって、お酒で人格が変わってしまったということなのでしょうか?
いいえ、それがその人の本当の姿なのです。
普段、理性で閉じ込められていたものが、お酒の力によって解放されたのです。
あなたも、隣で飲んでいる人を、こっそり観察してみませんか?
お酒が入ると陽気になる
普段静かな人が、お酒が入ると陽気になってよく笑い、上機嫌になることってありますよね?
この場合、おとなしい人がお酒によって性格が変わるのではなく、元々楽しいことや、はしゃぐことが好きな人が、普段は理性で本性をガッチリ抑え込んでいるということなんです。
その人の、お酒が入ったときのはしゃぎ方が人に迷惑を掛けるものでなければ、「〇〇さんと飲むと楽しい」と褒めてあげて下さい。
飲み会に参加するごとに、徐々に心を開くようになり、普段の性格も明るく社交的になっていくかもしれません。
お酒が入ると泣く
お酒を飲むと泣き上戸になる人は、周囲の人が対処に困ってしまいますよね。
それほど意味がないことに関しても、過剰に反応してグズグズ泣いてばかりで、最初は慰めたり、話を聞いたりしてあげていた人たちも、徐々にウンザリし始めて、最後は放置ということにもなってしまいます。
次の飲み会にも、「あの人は面倒だから誘うのはやめよう」と敬遠されてしまうことも・・。
そのような泣き上戸の人は、普段は取り繕った姿を見せているかもしれませんが、実はとてもネガティブな考えの持ち主か、周囲に自分を気に掛けてもらいたい、構ってもらいたいという欲求を持っている人なのかもしれません。
普段から周囲の人が気に掛けてあげて、ちょっとした悩み事を聞いてあげることで、ネガティブな気持ちを小出しにすることができ、泣き上戸も治まっていくかもしれません。
酔うと説教を始める
酔いが回るのと同時に説教をし始める人は、困りものですね。
一緒に飲んでいる人も同じように酔っているとしたら、酔った勢いで寛大な気持ちになり、「そうだ、その通りだ」と相槌を打ったり、話を「うん、うん」と聞いてあげたりもできるのですが、酔いが回る前に説教を延々と聞く羽目になってしまうと、かなり辛いものがありますよね。
酔うと説教をし始める人は、普段から言いたいことをグッと抑え込んでいる人か、とてもプライドが高い人と言えます。
説教を始めたのが上司や先輩なら、残念ですが、逃れる方法はありません。
飲んだら記憶がなくなる相手なら、適当に切り上げても問題ないかもしれませんが、酔っても記憶がはっきりしているとしたら、自分の話を聞かない生意気な奴だと思われてしまいます。
その上司や先輩と飲むときは、説教されることを覚悟で行くようにしましょう。
酔ってもまったく変化がない
ほんのり頬が赤く、目も充血して、間違いなく酔っているように見えても、態度はいつもと変わらない人って、いますよね?
そういう人は、常に本当の姿を見せている人と思われがちですが、実際は、理性が強すぎる人なのかもしれません。
真面目で、体裁を気にするあまり、頭がフラフラになるほど酔っていても、理性が強く残り、心にブレーキを掛けてしまうのです。
本当は大声で笑いたいのかもしれませんし、潰れるほど酔ってみたいのかもしれません。
こんな人には、「お酒の席だからいいじゃない」と何でもアリという雰囲気を作ってみて下さい。
もしかしたら理性の分厚い壁を破れるかもしれません。
いかがでしたか?
お酒は楽しく飲みたいものですよね!
仲間同士なら、気兼ねなく。会社の飲み会なら、極力お説教や愚痴を避けつつ・・。
でも、「楽しいお酒の席だからこそ、普段言えないことをぶちまけて、徹底的にはしゃいでしまおう!」「少しくらい面倒臭い人にも、寛大になってしまおう!という「無礼講」こそ、飲み会の醍醐味なのかもしれません。
少々のことは気にせず、その場を楽しんで、仲間との絆を深めていけたらいいですよね。