癖は誰にでも一つはあるものですが、中には周囲の人に強い不快感を与えてしまうものがあるようです。
しかも、そういった癖は本人が気付いていないことが多く、周囲の人は、注意していいものか、耐えるべきか、悩んでしまうところですよね。
でも、他人の癖が気になって仕方ない自分でさえも、知らず知らずのうちに人に嫌な思いをさせてしまっている癖を持っているのかもしれません。
具体的には、人に嫌がられる癖というのはどういうものがあるのでしょうか。
ため息をつく
体調が悪いとか、精神的に追い詰められているとかいうことでもないのに、無意識に何度もため息をつく人がいます。
職場であれば、ひとつの作業が終わったという区切りに「は~・・
これから商談だ、というときに、緊張をほぐすために「は~・・」プライベートでは、ドライブ中に信号待ちで「は~・・」デート中でも、カフェのテーブルについたとたんに「は~・・」周囲の人は、つい「うざい!」と思ってしまいますよね。
でも本人は愚痴を吐きたいとか、つまらないとかいう感情は特になく本当に無意識にやっているので、誰かに言われて初めて気が付くことも多いのです。
こんな人を見つけたら、さり気なく「ため息多いね」「何かあったの?」などと指摘するなどしてあげると効果があるかもしれません。
唾を吐く
女性が嫌う癖第一位にあがるほど、絶対的に嫌われる癖です。
女性だけではなく、男性からも「不潔だ」と眉をひそめられる可能性大です!この癖、年配の男性のみかと思いきや、若い男性にも多く、そのほとんどが罪の意識なくやっています。
人が唾を吐いたのを見たら、そこに車を止めるのも嫌だという人もいるくらい、非常に不快感を与える癖です。
唾や痰は、なるべく人気のない場所で、ティッシュにくるんで吐き出すようにしましょう。
もし知り合いの人が唾を吐く場面に出くわしたら、はっきりと「汚いよ」と指摘してあげたほうがいいかもしれません。
ペンをくるくる回す
この癖が周囲に受けるのは、中学生までです。増してや社会人ともなれば、職場で一日に何度もペンをくるくる回されては、視界の片隅にチラチラ動くものが入り込み、不快に感じるものです。
本人は、何か考え事をしているときに無意識にやっていることが多いのですが、周囲に不快感を与えていることを意識して、人がいる場所でやることは控えましょう。
同様に、ノック式ボールペンをカチカチ鳴らす癖がある人も要注意です!
爪を噛む
この癖も、決して清潔感を与えるものではないのですが、周囲の人がそれほど気にならない場合は、放っておいたほうが良さそうです。
爪を噛むという行為は、軽い自傷行為である場合もあり、ストレスを軽減させるために無意識におこなっていることがあるからです。
話をしているときにずっと爪を噛んでいるときは、緊張感を和らげようとしているものと思われます。
ですが、あまりにも熱心に噛み過ぎて気になる場合は、「異性によく思われないからやめたら?」などと声を掛けてあげてみるのもいいでしょう。
「爪噛みやめて!」などと強い口調でやめさせるよりも、「指先が綺麗な人って素敵だよね〜」などと間接的に伝えるのもひとつの策かもしれません。
歯に挟まったものをせせり取る
食後、歯の隙間に挟まったものをチッ・・ズズッ・・などと音を立てながらせせり取っている人、いますよね?
これは、誰が見ても、非常に不快です!それにも関わらず、無意識にやっている人が多くいます。
特に年配の男性に多いのですが、女性にも多く、口許を隠さずにやっている人もいて、せっかくの食事が台無しになってしまうこともありますよね。
年配の男性に注意することはなかなか難しいかもしれませんが、女性なら人のいない場所へさり気なく誘導してあげると気が付いてくれるかもしれませんね。
ポイ捨て
タバコのポイ捨てをする男性は、圧倒的に女性にモテない!と断言してもいいくらい、非常に下衆な行動と思われています。
タバコに限らず、ガムやゴミを車の窓からポイッと捨てようものなら、その人の魅力がガタ落ちとなってしまいます。
男性に限らず、女性にもこのようなモラルに欠ける人はいるのですが、どんなに着飾って、どんなに完璧なメイクをしても、それらすべてを台無しにするくらいの行為と言えるでしょう。絶対にやめるようにしましょう。
いかがでしたか?
無意識にしていることでも、周囲に毎日不快感を与えてしまっているかもしれない癖。
自分に当てはまることがないか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。