アルコールやタバコに依存症があるのと同じで、ゲームやギャンブル、そして恋愛にも依存があるのです。
常に彼の行動を気にしていたり、連絡がなかなか返ってこないときに不安になったりしているあなたは、もしかしたら依存しているかもしれません。
依存で起こる症状を下記でご紹介しますので、当てはまっているかどうか確かめてみてください。
◆必要とされなくなることを恐れる
例えば小さなことでも「彼は私を必要としている」と思ってしまうのは、依存へと足を踏み込んでいるのです。
「私がいなければやっていけない」という状態をつくり、そしてそれを失いたくないのです。
◆これではダメだと分かりながら離れられない
毎日喧嘩になったり、自分のしたいことができない。
「これじゃダメだ」と思いながらも必死に相手の良い所を探して別れない理由をつくっている場合、既に依存していることが多いのです。
または、「いつか改善される」と信じ込み、うまくいっていない彼の元で多くの時間を費やします。
◆彼は何があっても私の全てと思い込む
付き合った当時と現在、「私の彼は変わってしまったな…」と思いながらも、「きっと前のように戻る」と信じていることは依存の可能性が高いのです。
彼に仕事がなくなっても、彼が何もしなくなっても「私の全て」と考えてしまっている現状は危険も多く隠れます。
なぜ依存してしまうのか
依存してしまう人に多く当てはまる原因に「自分に自信がない」ということが当てはまります。
また、幼いころに過保護な教育を受けていたこと、逆に優しくされたことのなかった人、自分の意志がしっかり伝えられなかった人に多いのです。
このような過去の持ち主にできた恋人は、「特別な自分だけの彼」なのです。
全てが「彼」基準になり、何を決めるにも「彼」。そしてそんな「彼」に嫌われないために自分を変えてでもしがみつくのです。
気付けば私の周りには彼だけ
彼を中心に過ごしていくと、どんどん自分の周りが見えなくなってきます。
友人に誘われても常に彼を優先するなど、彼の為に費やす時間のせいで本来のあなたを見失うのです。
例え信頼してくれていた友達も、仲の良かった友達も、変わってしまったあなたについていこうとは思わなくなってしまうのです。
そして気が付いたときには、悩みを話せる相手もいなくなり、あなたの世界は彼だけになってしまうのです。
そして、この状況から抜け出すということはあなたは全てを失うという恐怖にかられ、悪循環になるのです。
依存から抜け出すために
まず、あなた自身の自信をたっぷりつけましょう。
彼に嫌われること、彼と離れてしまうことよりも、あなた自身を見失う方がよっぽど恐いものなのです。「私だけの彼」ではなく、「彼が誇る私」になるのです。
「彼じゃなくてはやっていけない」ではなく、「彼を選んであげた」と言えるような人になることです。
あなた自身に自信があれば、周りで何が起こってもあなたは大丈夫なのです。そんなあなたに寄ってくる人や友人はたくさんいるのです。
まとめ
彼と幸せになるために、全てを犠牲にしなければならないのは大きな間違いなのです。
そもそも「幸せ」とは、あなたの人生がうまくいっているかということが最も基準なのです。
やりたいことはできていますか?友人と過ごす時間はありますか?彼がいることであなたの人生にプラスアルファで幸せかどうかなのです。
不安や心配事を抱えてまで必死で繋ぎ止めることは、本来の幸せではないことに気が付きましょう。依存の状態で幸せにはなれないのです。
「自分が恋人に依存してしまっているなあ…」という方は自覚をすることから始め、自分に自信が持てるような生き方をするように意識して改善していきましょう。