「あれこれなんか夢で見たことある…」
夢で見た内容がそのまま現実に反映される”正夢”。
この記事を見ているという事は「正夢見たことがある!」という方が多いのではないでしょうか?
人間は眠っていると夢を見ています。中には「夜寝たら朝起きるまで夢なんて見ない」なんて言う人もたまにいますが、そういう方も実は夢を見ていて覚えていないだけとも言われています。
同様に、正夢をよく見る人もいれば、一方で正夢は全く見たことがないという人もいるようです。
今回はそんな謎につつまれた正夢の意味や、類似するデジャブ・予知夢との違いなどをご紹介します。
「正夢って一体なんなんだろ…」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!
「正夢をよく見る」正夢って何?

そもそも夢ですら不思議なのに、さらに正夢となるとさらに不思議ですよね。笑
正夢とは一体なんなのでしょうか?
正夢とはwikipediaでは「夢に見た通りのことが現実になる夢のこと」というように定義されています。
今まで行ったことのない場所の景色を夢で見て、その半年後にその場所で同じ景色を実際に見た…なんて場合などは、それを正夢と呼びます。
夢を見た時はそこまで鮮明に覚えていない場合でも、実際にその場に行ったり夢と同様の体験をすると急に「あれ、、この風景夢で見たことがある」などと気がつくケースが多いです。
体験した方ならよく分かると思いますが、本当に不思議な体験ですよね!
正夢を見る理由や意味① : 脳の誤作動
「正夢」と聞くと、すごい神秘的な能力に思われがちなイメージですが、見る理由には諸説あります。
まず代表的なのが脳の誤作動という考え方です。
脳の誤作動とはどういうことなのか?
例えばあなたがケガをする夢を見たとします。ケガをした場面や場所をなんとなく覚えていて、現実にその夢に似た状況になったとします。
あなたは「あれは正夢だったんだ!」と思い込み夢の内容のようにケガをしてしまいます。これは意図する意図しないに関わらず「夢と同じ状況を作り出してしまっている」というように捉えられます。
ケガをする夢を見たことで、夢でケガをした場所に行くと「ケガをする。ケガをしないといけない。」といった思い込みを起こすのです。
または実際には違う夢を見ていたにも関わらず、似たようなシチュエーションという事で、夢の記憶を修正するような事もあるようです。
脳の誤作動とはこのような状態を指し、言い換えるとするならば現実に起こった現象を夢に寄せているといえます。
正夢を見る理由や意味② : スピリチュアルな話

諸説あるとお伝えしましたが、こちらはかなり神秘的な説です。笑
科学的根拠がないとされているので、興味がない方は飛ばしてください。
もうひとつの説としてはアカシックレコードと呼ばれる記憶から、インスピレーションを受けて夢を見ているという説です。
アカシックレコードとは、”元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念”とwikipediaにある通り、かなり神秘的な概念です。
つまり簡単に言えば、宇宙の歴史は全て決められているという考え・概念です。この考え方かなり突き抜けてますよね。笑
「何を胡散臭い事を」と思われる方もいるかと思いますが、あくまで説のひとつなので「あ〜そんな考えもあるのね」程度に気軽に読んでいただければと思います。
過去にエドガー・ケイシーという予言者がいて、催眠状態で病気や難病の対処方法などを説いた人がいたそうです。ケイシーはアカシックレコードから知識を得ていたとされており、彼の活躍と共にアカシックレコードという概念が徐々に広まったとされています。
※ちなみに雑談ですが、ケーシィというポケモンがいますが、エドガー・ケイシーが由来だとされています。
話をまとめると、そのアカシックレコードという宇宙の歴史が記録されている概念から、情報を取り、それが夢となって表れて正夢となるという説です。
現実からは大分離れたような説に思われるかもしれませんが、そもそも夢自体もかなり神秘的な物です。可能性の1つとしては100%ないとは言い切れないような説ですね。笑
アカシックレコードやケイシーに関して調べてみるのもなかなか面白いので、興味がある方はぜひ調べてみるのも良いかもしれません。
正夢とデジャブって違うの?

上記の通り、正夢に関して「こういう原因で正夢を見て、意味はこうだ!」と断定できるものではありません。
過去に色々な人が研究をしているのにも関わらず、未だに曖昧な説が出回っているので、やはり正夢というのは神秘的な物なのだと推測できます。
では正夢と共によく聞くデジャブとはなんなのでしょうか?
両者の違いをよく理解せずに使っていたという方も多いのではないでしょうか。
正夢に関しては既に説明しているので省きますが、デジャブの意味を解説するとこんな感じです。
デジャブの意味とはフランス語で既視感(きしかん)という意味です。
漢字の意味の通り、体験したことがないはずなのに体験したように感じてしまう感覚の事を指します。
睡眠中に見た経験とは別の事として捉えられる事が多く、その点が正夢の違いとされています。
ですが、心理学で有名なフロイトが「デジャヴというのは既に見た夢なのだ。以前見た夢がよみがえったのだが、無意識のうちに見たものだから意識的には思い出すことができないものなのだ」としたことからデジャブ=予知夢といったイメージでも捉えられています。
テレビでちらっとしか見た街並みを覚えていないつもりでも脳は覚えていて、似た街並みを見た時に「あれ、ここに来たことがあるような…」と感じるのはデジャブという事です。
解釈する学者によればデジャブ=脳の誤作動と解説する方もいるので、それこそ正夢との違いがよくわからなくなってしまいます。
つまりご覧の通り、両者には明確な違いはそこまでないという事です。
語る人が違えば「正夢とデジャブは同じだ!」という人がいたり「正夢は夢の現実化で、デジャブは夢に見ていないのに既知感を感じるものだ」という人がいたり、様々なようです。
例えばですが、仮に夢で見た情景があり、夢で見た事を全く忘れていて、現実でも同じ情景を見た場合であれば「本来は正夢だが、夢の意識が飛んでいるためデジャブだ」といえます。
そういうわけで両者の違いを明確に分けるのは大変難しいという事がお分かりいただけるかと思います。
正夢はとても奥が深い世界
本記事を見ている人にとっては消化不良かもしれませんが、やはり正夢を「一概にこういうものだ!」と語ることは現状ではとても難しいという事がお分りいただけたかと思います。
夢でさえ解明されていない状態なのに、さらに上をいく不思議さを伴う正夢。
研究が進みいつか解明される日が来るかもしれません。それまでは色々な諸説を眺めながら、自分なりに正夢とはこういうものなのかな〜と予測をたてて遊ぶくらいが、健全な正夢の考え方かもしれません。
正夢に関して何か情報をお持ちの方がいれば、逆に情報共有いただけますと幸いです!