行動心理

男性・女性が舌を出す心理とは?

舌を出す癖

友人や職場関係で会話をしていてふとした時に舌を出す人っていますよね?大なり小なり何故なんだろうって気になったことはありませんか?

そんな舌を出す人の心理をまとめてみました。舌を出す心理を知らないだけで実は損をしているかもしれません。

舌を出すって何でしてしまうの?

舌を出す癖

実は、舌を出すのは実は生まれたての赤ちゃんの頃から始まっています。お母さんが赤ちゃんにお乳を上げる時に赤ちゃんがお腹がいっぱいになって、「もういらないよ、もう十分だよ」って気持ちを表現する時に口から吐き出して意思表示をしますよね。

ですので、舌を出すという行為、実は本能的な要素が強いとされています。無意識に舌を出すのはただの癖である場合がほとんどです。また、舌を出すのは相手に対してとても信用していて、心を開いているということの現れだったりもします。

本来なら舌を出すなど自分の内側を相手にさらけ出すのは恥ずかしいことだと躊躇してしまうのではないでしょうか。舌を見せてくれたのが好きな人だったら嬉しいですね。また舌を見せるのは普段見えない内側が見えることからセックスアピールともいわれています。

非常にセクシーな部位であることから、ボディランゲージともとれる仕草の一つのようです。また舌は赤い色をしていることから魔除けとしての意味合いもあるそうです。魔除けといわれるもの、例えば鳥居なども綺麗な赤い朱色をしていますね。

舌を大きく出すのは拒絶?小さく舌を出すのは?その違いって?

舌を出す癖

舌を出す大きさによっても意味合いは変わってきます。明らかに大きく舌を出すのは相手を拒絶する気持ちの表れです。明らかに相手に敵意を示している時も人間は舌を出します。相手に対して自分より見下していたり、自分の自身に余裕があり、相手に対して挑発の意味合いでも舌を出します。

某スポーツ選手も試合の得点を決めた直後に大きく舌を出して話題になっていましたね。また、舌を小さく出している場合、極度の緊張状態にあって、唇が渇いてしまうと無意識に舌を少しだけ出してしまう人もいます。また、何かに失敗してしまいごまかすための場合もありますね。

女性で少しだけ舌を出す行為は可愛いのですがビジネスの場などでは嫌悪感を抱く人などもいますので、気を付けてやめるようにしましょう。

舌を出す癖があるのは病気の場合もあるの?

舌を出す癖

口唇期固着(こうしんきこちゃく)の場合もあります。口唇期とは心理学者フロイトが主張している性的発達障害の最初の段階で起こる本能的なものとされています。幼い頃から口唇の欲求が十分に満たされずに愛情に飢えていて、幼い頃から成長せず、口や唇に固執してしまっている状態です。考え方も悲観的になってしまったり、物事に対して否定的な人格を作り上げてしまいます。

ガムを常時噛んでいたり、爪を噛んだりするのがその癖の一つに当たります。身体は成長したのに心は子供のまま成長せず大人になってしまうので依存心が強く、相手に対いて愛情を過剰に求める大人が増えてしまうのです。その状態があまりにも過度なようでしたら一度病院にかかってみるのもいいかもしれません。

意外!海外では舌を出すことを挨拶に使う?

舌を出す癖

チベットなどでは、旅行者などに対して敬意の意味を込めて、「べー」っと舌を出して挨拶をする習慣があります。これは決して相手を馬鹿にしているのではなく、チベット流の挨拶なのです。

チベットでは仏像も舌を出しています。これは相手を思いやる誠意の気持ちの表れです。国によって同じ仕草でも内容が異なるので不思議ですよね。

治すにはどうしたらいいの?

舌を出す癖

治すには本人が舌を出す仕草を治すという強い意志が必要になります。舌を出すのは癖なので意識的に改善しようとしないと治ることはありません。本人はいいと思っていても周りからみたら不快の原因であったり、社会人として常識がないなどの良くない印象を持たれてしまいます。

無意識でしてしまうので、周りの人に相談できる人がいるなら、舌を出した時に注意してもらって徐々にでも
改善していけたらいいと思います。無意識=人の本質ですから、自分では制御できない心の奥深くの問題になってきます。

無意識の世界には人は過去においてきた忘れてしまいたい記憶なども残ってしまい意識では中々制御出来ないものなのです。人は意識と矛盾を繰り返していく中で、自身の行動や思考をパターン化し、自分自身という個性を作り出します。一度完成してしまった個性は中々治すことが難しいのです。

いかがでしたか?

舌を出す行為に隠れた心理は幾多にもわたりますが、改善していけることが何よりも望ましいことだと言えます。
ですが、自分に好意があるかもって考えると嬉しいですよね?恋愛の相手だったら存分にいかしていけたらいいと思います。

無意識の中に隠れている深層心理は何よりも効果的な恋愛バイブルになるかもしれませんね。是非試してみてください。