職場や学校、友人などの中で、増えていませんか?何を聞いても「ふつう」と答える人。あなた自身はいかがでしょうか?
「この前の旅行どうだった?」「ん~ふつうだったよ」「今日は疲れた?」「ふつう」これ以上会話が広がりませんし、普通って何?と思いたくなってしまいますよね。
確かに、特別何も感じなかった場合などは「ふつう」という言葉も適している事はあるでしょう。便利に感じる言葉ではあります。
ただ、それが頻繁過ぎるとやっかいです。ある深い心理が関わっているからです。
あなた自身が「ふつう」と答える回数が多ければ要注意ですよ。
「ふつう」を多用する人がどんな深層心理を抱えているのかご紹介します!
「ふつう」と答える人は自分に自信がない人!
「ふつう」と答える言葉の裏には、「よくわからない」という心理も潜んでいます。考えるのが面倒なのかもしれませんし、ネガティブな考えを持っているから答えにくいという場合もあります。
多くは、わからないから回答がどっちつかずになってしまいます。明確な即答ができないため、どっちつかずの「ふつう」という言葉が出てくるのです。即答できる人は自信家という研究結果がある
質問に対して即答できるかできないか、それによって自信の有無が分かる事については、ある研究があります。自分に自信があるグループと、自信がないグループに分けて質問を投げかけてみました。
すると、自信があるグループは平均3.8秒で明確な回答をします。それに対して自信がないグループでは平均4.5秒かかったというのです。
自分に自信がある人は、もう自分の中に答えがあります。戸惑いもなく返答できる訳です。
わずか0.7秒の差ですが、約1秒間は、体感速度としては会話のテンポに間ができてしまいます。相手に与える印象も変わってきますよね。
その返答が「ふつう」ばかりだと、より印象が悪くなるのはお分かりいただけると思います。自分に自信がないばかりに、相手に良くない印象を与えてしまうのは、避けたいところですね。
では、どうしたら良いのか。日頃から「ふつう」という言葉が染みついている人にとっては頭を抱えたくなるかもしれませんが、あるクセを付けるように心がけると良いでしょう!
自信があるように思われるクセ3つ!

質問には即答するようにする「ふつう」ではなく、反射的にイエスノーで答えるようにすると良いでしょう。ちゃんと、自分が感じていることを伝える練習も必要ですね。
「この前の旅行はどうだった?」「うん。楽しかったよ」「今日は疲れた?」「ううん。大丈夫だよ」文章にしてみると、違和感のない会話になりますよね。
「ふつう」という言葉をやめて、イエスノーで答えると、その後の会話も続きやすくなります。
先述の研究結果でもあった様に、自分に自信がある人は質問の回答までの時間が短いです。意識的に回答までの時間を短くすることによって、周りからの見られ方も変わってきます。
会話での成功体験が重なっていく事で、どんどん自信もついてきますよ。
なるべく声を張るようにする
大きく明瞭な声は、相手に信頼感をもたらします。ハッタリでも構わないのです。声を大きく張る様に心掛けてみてください。ぼそぼそと曖昧に話すより、きっと相手の反応は違ってくるでしょう。
明瞭な声で話すことによって、自分の話している内容にも意識が行くようになります。そのため、「ふつう」という曖昧な回答は自然としなくなりますよ。
姿勢を正す
ピッと背筋を伸ばして話すことはとても大切です。相手から見ても、やはり姿勢正しく話している姿は綺麗に映ります。
そこで明瞭な声で明確に快活に話してくれる人に、嫌な印象を持つ人は少ないでしょう。あなた自身も、カッコ良く綺麗に自分が話している内容にも、気を配るようになります。
当たり前の事のようですが、姿勢を正すことはとても大切な事なのです。
いかがでしたか?
自信があるように思われるクセは、普段から気を配っていたらできる事ですよね。この3点に気を付けることで、あなた自身の意識が変わってくるでしょう。
「ふつう」という言葉を、適当に使う事が恥ずかしくなってきます。適所に使えるようになりますね。
「ふつう」という言葉を多用する=自分に自信がない
一見関係のないような事に思えますが、研究結果にもあるように、自分に自信がない=質問の回答をすぐに返せない=曖昧な「ふつう」という言葉に逃げる。このような図式ができますね。
「ふつう」という返答の言葉一つの裏には、このような心理が隠れていました。なかなか面白い心理だと思います。身近な人に簡単な質問を投げかけてみると、その人の自信の有無が分かるかもしれません。
ご紹介した、自信がある様に思われる方法は、今日からすぐに実践できるものです。
あなたも相手から好印象をもらい、成功体験をどんどん重ねて自信をつけましょう!