職場では上司とのコミュニケーションも仕事の一部になっていますよね。仕事に関する話題から、たわいもない日常会話まで…。そんな中に自分の自慢話ばかりしてくる上司もいますよね。
たまに自慢話を聞かされるのは嫌にはなりませんが、毎回会話の度に自慢話を入れてこられるとさすがに上司だからといっても飽き飽きしてきますよね。
適当に話を聞いて「凄いですね!」と褒めておけば上司もご機嫌になるのです。今回は自慢ばかりする上司の性格や特徴について検証してみます。
自慢話ばかりする人の要因とは…

仕事の休憩中だけではなく、仕事中にも自慢話をしてしまう上司もいます。どうして自慢話ばかりしてしまうのでしょうか?理由の一つとして、部下や同僚に褒めてもらいたい、自分を認めてもらいたい。という理由が考えられます。
本当なら家庭で奥さんや子供達に夫として、父親として認めてもらいたいけれど、家庭ではあまり奥さんや子供達に相手にされなかったり、話を聞いてもらえなかったりと話をしたくても話し相手がいなくなってしまう為に職場の(特に部下)をターゲットにして、ついつい自分の自慢話をしてしまうのかもしれません。
部下は上司の話を無視するわけにはいきませんよね。毎回はウンザリしてしまうので苦痛に感じている部下もいるでしょう。
ついつい自慢話をしてくる上司は相手にしてくれる人が欲しい、自分が凄いと思われたい、尊敬されたい…そんな要因があるのではないでしょうか。
自慢話をよくする人の性格や特徴とは?

自慢ばかりをする人の特徴の一つとして、自分が好き=ナルシストな人が多いと思われます。常に自分が話題の中心でいたい、自分の話を聞いてもらいたいなど考え方が自分中心な人に多いのです。
職場ではいつも業績トップでいたい、部下から尊敬される人間でありたい…と思っていても実際はなかなか思い通りにはいかず、それでも自分中心でいたいので自慢話をして注目されていたいのです。
もう一つの特徴として、自分の弱い所を見られたくない人に多いです。いつも自慢話をして部下に凄いと思われる事で自分が強い人間、自慢できる上司をアピールしているのです。上司本人は自分の弱みを存分にわかっているので、部下に弱みを握られない為に自分の過去の栄光や尊敬される様な話題ばかりをついしてしまうのです。
又、部下を味方につけたいという考えや、部下を信頼している証拠でもあります。会社では、職場では上司という立場からついつい自慢になる話をしてしまいがちですが、本当は弱かったり、今の自分に満足していない事の表れでもあるのです。
この様な人の性格は、寂しがり屋でナルシストで自己中心的ですが気が弱い人が多いと考えられます。そして厄介なのが、自分の話ばかりする人は人の話をあまり聞いてくれない人が多いのです。
話題の中心はいつも自分でいたい人が多いので、同僚の話や部下の話はさらりと流してしまうかもしれません。自分の自慢話ばかりをして、周りの話をろくに聞かない人だと、相手にする事が苦痛になってきてしまいますし、上司が原因でストレスになったり、仕事が憂鬱になってしまう場合があります。
毎回話を真面目に聞いていると自分が疲れてしまうので適当に聞いておくのが丁度良いのです。
自慢話ばかりする上司への対応方法

しょっちゅう自慢話を聞かされると飽きてしまったり、イライラしてしまう事があると思います。そんな時の対処法として、自分にも関わってくる話や自分の為になる話はきちんと聞いてみる方が良いでしょう。後々自分に重要になってくる事もあるからです。
しかし、過去の栄光話や仕事とは関係のない話の時は聞いているフリをして軽く流してみたり、少しオーバーなくらいに上司を褒める言葉を言ってみるなど、話はあまり聞いていなくても上司を立てるようにご機嫌をとる事が上司と部下として良い関係が保てるのです。
「先輩はさすがですね!」「自分も尊敬される人間になりたいです!」など上司が言われて喜ぶような受け答えをしておけば上司はご機嫌でいられます。
又、自分が重要な仕事の時や仕事に集中したい時に自慢話が出てしまった時は「今度時間がある時にじっくり聞かせて下さい。」などと、その場をうまく交わすことも必要です。
どちらにしても、お互いが嫌な気分にならないように、職場でうまく付きあっていく為に上司を立てる事が大切です。内心ウンザリしていても、うまく聞き流せるようにしておけば問題ないでしょう。
いかがでしたか?

自慢話ばかりする上司の性格や特徴について検証してみましたがいかがでしたか?上司となると例え話を聞きたくなかったとしてもそういう訳にはいきませんよね。
自分に関わる話の時は聞き逃さないようにし、自分とには関係のない上司の自慢話はほどほどに聞き流すことで、あまりストレスにもならず、良い関係が保てるでしょう。
自慢話ばかりをする人は話を聞いてくれる相手が欲しかったり、自分を認めて貰いたいと思っている人が多いので面倒くさい時もありますが、とりあえず褒め言葉は忘れないようにしておけば大丈夫でしょう。