ブツブツが怖い・・集合体恐怖症(トライポフォビア)はなぜ発症する?その克服法とは?

集合が怖い

高所恐怖症や閉所恐怖症といった言葉はよく聞くけれど、集合体恐怖症は初耳、という方も多いのでは?

この恐怖症、程度の差こそあれ、決して珍しい恐怖症ではないのです。床屋で散髪したとき、床に散らばる髪の毛を見てゾワッとしたことはありませんか?

テトラポットにびっしりと付着しているフジツボを見て、ひとつ残らず削ぎ落としたい衝動にかられたことは?それ、もしかしたら集合体恐怖症かもしれません。

この恐怖症の原因、症状、克服法について調べてみました。

集合体恐怖症って、どんな症状?

同じ形状のものが多数集まった集合体や、穴が開いているものが多数並んでいることに嫌悪感、恐怖を感じる症状です。

症状は、軽い人であれば「ゾッとする」程度ですが、重い人になるとアスファルトのブツブツや窓ガラスについた水滴、ごはんの粒々、他人の服の水玉模様まで恐怖を感じ、更にひどい人は、それらを見たとき、めまいや吐き気、蕁麻疹が出ることもあるようです。

ネットで検索すると、自分が集合体恐怖症かどうか判断するための動画を見つけることができますが、かなり刺激的な内容となっていますので、自己責任のもと、よく注意して見て下さいね。

集合体恐怖所の人が恐怖、嫌悪を感じるものとは?

代表的なもので、蓮の実があります。ポコポコと穴が開いている花托の中に、種がギュッと詰まっていて、一瞬で血の気が引くほどのインパクトがあります。

また、コモリヒキガエルも「検索してはいけないワード」のひとつに挙げられるほど、集合体恐怖症の人にとってはかなり刺激的なものとなっています。

親ガエルの背中に開いた無数の穴から、小さな子ガエルたちが飛び出す・・文章を読んだだけで、ゾワッと鳥肌が立った人もいるのではないでしょうか。

他には、サンゴの産卵映像、ホットケーキの表面にプツプツと開いた穴、蜂の巣、イチゴやヒマワリの種、皮膚の湿疹、イクラなども、気持ち悪くて見られない、という人が多いようです。

少数派では、イワシの群れ、航空写真、ヒゲの剃り残し、テトラポット、レーズンパン、スパイクシューズの爪痕、競技場やコンサートホールでの観客、トイレのタイルが苦手という人もいました。

集合体恐怖症になった原因は何?

何が原因で発症するのかは、よくわかっていませんが、幼少の頃に発症した、皮膚病に恐怖を感じたことが、トラウマとなっていることがあるようです。また「ヒョウモンダコ」(検索するときは要注意!)のように、体に斑点のある毒性生物による警戒、拒絶反応が、人間には元々備わっているためという説もあります。

集合体恐怖症を克服する方法は?

水玉模様を見ただけで失神しそうになるといった重症な場合は、専門家によるカウンセリングを受けることをお勧めします。

生活に支障が出るほどではないけれど、克服したいというのであれば、苦手な映像を少しずつ受け入れていく「曝露療法」をお勧めします。

これは、自分でできる治療法です。例えば、蓮の実の画像を見ると動悸が激しくなるほど嫌悪感があるけれど、水滴の画像であれば、短時間なら耐えられるというのであれば、水滴の画像を毎日見て、少しずつ時間を増やしていきます。

水滴がクリアできたら、次に苦手なものにトライ。そうして徐々に、受け入れられるものを増やしていくことにより、症状を和らげることができます。

無理をすると症状が悪化してしまう場合もあるので、段階的に行いましょう。自分のやり方に不安を感じる方は、専門家に相談することをお勧めします。

いかがでしたか?

中には「怖い」=「快感」と感じる人もいるようで、自ら苦手な集合体画像を検索し、叫びながら見ているという強者もいました。

そういう人たちに共通しているのは「見ているうちに平気なものが増えていった」ということです。これは、どの恐怖症に関しても言えることかもしれません。

人間には「慣れる」という能力が備わっているのも事実です。

ブツブツ、粒々、ボゴボコ、ギッシリ・・こんな言葉を聞いただけで鳥肌が立つという人は、ぜひ曝露療法を試してみて下さいね。

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