ストレスが原因で過食をする人が急増中?食べるのをやめられない方へ

過食症

嫌なことがあってストレスを感じたときに、いわゆる「ドカ食い」をしてしまった経験が、誰にでもあるのではないでしょうか。

おいしいものをたくさん食べて、ストレス発散。特に女性はケーキやドーナツなどのスイーツに目がないので、ついつい手が伸びてしまいますよね。

そんなことが年に数回、それでストレスも発散できてリフレッシュできるのなら良いのですが、そのようなドカ食いをすることが月に何回も、ひどくなると週に何回もあるようでしたら、それは「過食症」の疑いがあります。

ストレスを抱えて悩む人が増えている中、そのような過食をしてしまう人も年々増えてきているようです。

今回は、急増している過食症について、その原因と改善方法についてお話します。

「過食症」と「食べすぎ」の違い

過食症

おいしいものを目の前にすると、ついつい食べ過ぎてしまい、後悔してしまうことは、誰にでもたまにはあることです。特にお盆やお正月、大型連休で旅行に行ったときなど、人が大勢集まる席や、そこでしか味わえない料理に出会ったときなどは、食べ過ぎて体重が気になってしまうことはありますよね。

これは、一般的な「食べ過ぎ」と言われるもので、特に問題はありません。

しかし「過食症」になると、いつでもどこででも無性に、何でもいいから食べたくなってしまい、食欲のコントロールが利かず大量に食べ物を食べてしまいます。食べる量は尋常ではなく、食べ方もただひたすらに口に運ぶだけです。

そして食べ過ぎとの大きく違う点は、過食症の場合、大量に食べたことに強い罪悪感を抱き、自己嫌悪に陥ってしまい、食べたことをなかったことにするため、無理矢理吐いたり、大量の下剤を服用して食べた物を出そうとするところにあります。

一般的には食べ過ぎると体重が増えますが、過食症になると、大量に食べても吐いてしまうため、体重が増えません。一見、過食症には見えませんが、食べては吐くを繰り返すうちに、むしろやつれていってしまいます。

ストレス過食の原因

過食症

どうしてストレスが原因で、過食になってしまうのでしょうか。

ストレス社会の現代においては、誰もが何らかのストレスを抱えています。最近では、体や心に異常をきたすほどのストレスを抱える人も増えてきています。

ストレスが私たちの体や心に及ぼす影響はいろいろありますが、一番初めにストレスを感じる体の部分はどこだと思いますか?

それは、脳です。ストレスは、脳で感じているのです。

脳がストレスを感じると、脳の大脳辺縁系という部分が刺激されます。この大脳辺縁系が刺激されることで、ドーパミンというホルモン物質が大量に分泌されます。

このドーパミンというホルモン物質が、食欲をつかさどる摂食中枢という神経に働くと、食欲を増大させてしまいます。脳から「食べろ」という指令を受けると、体は食べずにはいられなくなり、食べ過ぎてしまうのです。これがストレス過食です。

お腹がすいているわけでもないのに、我慢できずに大量に食べてしまう。その罪悪感がストレスを生み、また食べる。そして、おう吐の繰り返しでは、いつまでたってもストレスが解消されず、体も壊してしまうでしょう。

おう吐を繰り返すことによる症状もあります。胃酸によって歯が痛んだり、胃の消化機能低下、胃潰瘍、感染症を起こす危険もあるのです。

これはストレスを受けやすい現代の社会人の他にも、自分の体形にコンプレックスを持ち出す思春期の、特に女子に多く見られる症状でもあります。

自分の体形を気にしすぎて、無理なダイエットをした結果、ストレスからくるリバウンドで食欲を抑えることができずに過食をしてしまいます。そして、罪悪感からおう吐や下剤を服用するなどして、食べたことをリセットしようとするのです。

食欲を抑えるのは、なかなか難しいことです。では、どのように改善していけばいいのでしょうか。

ストレス過食の改善方法

過食症

ストレス過食の改善方法は、食べることを我慢する、というより、抱えているストレスを解消する方に重点を置きましょう。過食の原因がストレスならば、そのストレスが解消されることで自然と過食はおさまります。

運動をする

激しい運動は逆にストレスになってしまうので注意ですが、ストレッチや軽い運動をすることでストレス解消になります。

運動をすると、精神を安定させる作用のある脳内物質、セロトニンが分泌されます。また、気分を高揚させて幸福感を感じさせる、エンドルフィンという物質も分泌されます。

ストレスを感じたら、ストレッチや軽い運動をしてみてください。

アロマセラピー

ラベンダーの主成分であるリナロールには鎮静作用があり、ストレスを軽減させる効果があります。自律神経のバランスを整えて、安眠効果をもたらします。

また、カモミールの主成分、アズレンにも同じように鎮静作用がありますので、ハーブティーやアロマセラピーで取り入れてみると良いでしょう。

また、グレープフルーツやレモンなどに含まれるリモネンには脂肪燃焼作用があり、香りをかぐと食欲を抑える効果があります。

しかし、体調によって使用を控えるべき香りもありますので、アロマセラピーを利用する際には注意しましょう。

ストレスをためない生活を心がける

ストレスは生活習慣によってその受ける量に大きく関係します。普段から規則正しい生活を送って自律神経が整っている状態であれば、ストレスによるダメージは少ないでしょう。

しかし、夜更かしをする、食事に偏りがあるなど生活に乱れがあると、ストレスの影響を多く受けやすい体になってし
まいます。

忙しい現代人にとって休息を取ることはなかなか難しいかも知れませんが、自分の体調や心の変化に気付いたら、休みを取るようにしましょう。

いかがでしたか?

過食症

ストレスからくる症状の中で、頭痛や腹痛など、痛みを伴う症状には、私たちは敏感に反応します。しかし、過食のように痛みを伴わない症状は、ついついケアを後回しにしがちです。

おいしいものをおいしく食べられない、ということは、身体的にも精神的にも大きなダメージを受けることになり、それだけで大きなストレスになってしまうのです。

今回はストレスから過食をするという症状についてお話ししましたが、その逆、食べることでストレスを解消することもできます。おいしいものをおいしいと感じながら食べることで幸せを感じると、ストレスは解消されます。

いつもより疲れているときやストレスを感じたときには、それらを解消させてから食事をして、幸せを感じる食事をとりましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る