良い人すぎると長生きできない?ストレスとの関係性とは?

良い人

「あの人、いい人だよね」と噂される人、職場や仲間内で必ずと言っていいほど一人はいるものではないでしょうか?

飲み会では率先して店探しをしてくれ、飲み始めてからも常に周囲に気を配り、人の話を熱心に聞いてくれる・・。そんな人は誰からも好かれ、頼られるものですが、当の本人は、ストレスが溜まらないのか、心配になることもありますよね?

実際に、人のことなんて気にしない、マイペースで身勝手な人と比べ、いつも人のことばかり考え、嫌なことも引き受ける人の方が、知らず知らずのうちにストレスを溜めこむことになり、ストレスと密接な関係にある体や心の病気へと繋がってしまうこともあるのです。

これを読んでいるあなたは、「いい人」とよく人から言われますか?「長生きしたい!」と思う人は、ほんのちょっとだけ、“いい人”から脱してみませんか?

「いい人」は自己犠牲を伴う?

良い人

世間一般で言われる「いい人」というのは、真面目で努力家、そして、いつも人のためになることを考え、実行できる人ではないでしょうか?

その代償として、自分の大切な時間や労力をすり減らし、疲れ切っていても大丈夫なフリさえしてしまいます。

「悩みがあるから聞いてほしい」と言われれば、翌日仕事なのにも関わらず、朝方まで付き合ってしまう人や、自分の仕事は終わっていても、残業をしている同僚を放っておけず、疲れた体にムチを打ってとことん手伝ってしまう人・・。

ふいに誰かから傷つけられるような言葉を投げ掛けられても、笑ってその場をやり過ごし、「あの人もストレスが溜まっていたんだな」と相手を気遣うような人・・。

そんな「いい人」は、自分でも気が付かないうちに、心に無理が掛かってしまいます。そして突然、過呼吸症候群を発症したり、喉に何かが引っかかっているような感じ(ヒステリー球)がしたりなど、体の不調が出始めることがあります。

ひどい場合は、鬱を発症してしまいます。

そして病院へ足を運ぶと、心理検査で「あなたはいい人で、真面目である」という結果が出ることが多いのです。

ストレスが関連している病気

ストレス

ストレスは、様々な病気を引き起こす原因のひとつとなります。その数は、数えきれないくらいです。現在知られている病気のうち、約半数が、ストレスが関係していると聞いて、びっくりする人も多いのではないでしょうか?

様々な胃腸の病気、目、耳の病気、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、精神疾患・・。無意識にストレスを抱え込んでいる「いい人」は、体や心の病気になりやすく、その結果、長生きはできないのでは?と考える専門家もいるのです。

性格を変えるのは、大変なこと

誰もが、育った環境や、元々持っている個性で性格が決まり、大人になってからは、その性格を変えるということは、とても困難になってきます。

これまで真面目で、人望が厚かった人が、いきなりそれを止めろと言われたところで、何をどう変えていいものかわかないでしょう。真面目になるなと言われても、仕事はきちんと仕上げなければいけないし、気遣いを止めろと言われても、人が困っていたら声を掛けなきゃいけないし・・・。

生真面目な人にとっては、微妙に手を抜くということが難しく、極端に「100か0か」という変わり方しかできない人が多いのです。ですから、何かを“引く”のではなく、“足す”と考えてみるのはどうでしょうか?

自分のためだけの時間を作る

ストレス

これまでの自分は変えることなく、自分だけが楽しめる時間を作ってみましょう。週に一日が理想ですが、忙しければ、月のうち何日かを決めてもいいでしょう。

「この日は絶対に、他の予定は入れない」という日を作り、自分がしたいこと、行きたい場所を考えておき、実行します。

その日だけは自分がひたすら楽しんだり、くつろいだりすることだけに集中します。映画が好きなら「映画鑑賞の日」にしてもいいですし、自分へのご褒美を買う日にしてもいいかもしれません。

周囲にも、「〇曜日だけは予定があるから」と事前に伝えておけば、誰かから連絡が入り、行かなければいけないという焦りにかられることもないでしょう。一度、自分のためだけに時間を使うことができたら、次の予定を立てることが楽しみになってくるはずです。

この「楽しくてワクワクする気持ち」が、ストレスに打ち勝つ力を持っています。「いい人」にとって一番必要なのは、自分に対しても「いい人」になることです。

自分を労わり、褒め称えて、スペシャルな日を満喫してみて下さい。気が付くと、気になっていた症状が軽減したり、改善したりすることもあるかもしれません。

特に症状が出ていない人も、ぜひスペシャルデーを作ってみて下さい。「いい人」という肩の荷が下りて、楽になれるかもしれません。

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