「病は気からは本当?」侮れない“思い込み”プラシーボ効果の力とは?

病は気から

プラシーボ効果とは、薬としての効能はまったくない偽薬を飲まされたにも関わらず、思い込みによって症状が改善することを言います。

医師から処方された薬は乳糖や小麦粉であったとしても、病院へ出向き、医師の診察を受け、薬を投与されるという一連の流れによって、信頼しきった患者が「これで治る」と強く思い込むことにより、本当に症状が改善されていくという不思議な現象です。

にわかには信じがたいものですが、これまでに数えきれないほどの実例があるのは事実です。

「病は気から」とはよく言ったもので、本来、人間には計り知れない自己治癒力が備わっているのかもしれません。

今回は、究極の思い込み「プラシーボ効果」の力についてお話しします!

プラシーボ効果って、こんなにすごい

プラシーボ効果の例としては、普通のお茶をダイエットに効くお茶だと偽って飲まされたとしても、多くの被験者にダイエット効果が見られるそうです。

また、鬱病の患者に、偽薬を抗うつ剤だと言って飲ませた場合も、約5割に症状の改善が見られたそうです。

他にも、実際は手術を行っていないにも関わらず、医師や看護師によって本当に手術を受けたかのように思わされたとしても、患者が回復することがあるようです。

逆に、乳糖など、体に何も害を及ぼさないものを「毒薬」と偽って飲ませた場合も、実際に苦しんで死亡してしまうという例もあるようです。(この場合、プラシーボ効果とは逆のノセボ効果と呼びます。)

恐るべき「思い込み」ですよね。

なぜ、思い込むだけで身体に影響を与えてしまうのかは、科学的にはまだハッキリと解明されていません。

ですが、もし思い込みによって物事が好転するなら、これを使わない手はありませんよね。

鍵は、ポジティブシンキング

前述の通り、鬱病にも効果がある偽薬ですが、過呼吸症候群やパニック障害の患者の中には「薬をお守りとして持っているだけで症状が出なくなった」という人は非常に多く、いかに安心感というものが身体に影響を与えているかということがわかります。

この「安心感」ですが、もし、医師から薬を処方されるというような他者からの働きかけによるものではなくて、自己暗示によってコントロールできるとしたら、どうなるでしょうか。

実は、医師から処方されたのは偽薬だと打ち明けられた後でも、症状が改善していったという例があるのです。

「よくも騙したな!」とはならないのですね。なぜなら、そこで患者は気が付くのです。「薬の助けなしでも、自分で治せるのだ」と。それまで辛い症状に苦しんできた患者は、大きな自信を得られることになります。

現在患っている病気だけではなく、あらゆる不調に対しても「治せる」と思い込むことができるかもしれません。

思い込みによって、プラシーボにもノセボにも成り得る

薬に限らず、念入りにイメージトレーニングすると上手くやり遂げられることってありますよね?

例えば、友人の結婚披露宴でのスピーチ。大勢の前でハキハキとスピーチしている自分を思い浮かべて臨むのと、「失敗したらどうしよう」と悪いことばかり考えながら臨むのとでは、出来栄えは大きく異なってきます。

同様に、仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。出来ないかも、やっぱりダメかも・・とくよくよするより、自分なら出来る!と強く暗示を掛けることにより、より力を発揮できるようになるのです。

その場合、他人に「出来ないんじゃないの?」「君じゃ力不足だよ」と言われたとして、その言葉に影響を受けてしまうとしたら、ノセボ効果となってしまいます。

それを跳ね返すくらいの自己暗示を掛けられればプラシーボ効果となります。つまり、プラスに考えるか、マイナスに考えるかで、まったく逆の効果を得られるということになるんです。

いかがでしたか?

使い方によっては、薬にも毒にもなる思い込みの力。どう使うかは自分次第です。

人間が本来持っている自己暗示力、自己治癒力を信じて、ポジティブシンキングでいきましょう!

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