電車でパニック障害になるのはなぜ?原因や治し方など

パニック障害

いつもと同じ日常を過ごしている中で、ある日突然胸がドキドキし始め、呼吸が苦しくなり、手足が痺れてきたら、誰しも恐怖にかられるでしょう。

実際、心臓の病気と思い込み、救急車を呼んだというケースもよくあります。

でも、診察を受けても異常は見当たらず、症状もいつの間にか治まってしまいます。医師の診断結果は「気のせい」なんてこともあるんです。

そうして発作の正体がわからないまま、数日を過ごしていると、また同じような発作が起こり、今度こそ死んでしまうのでは・・!と恐怖に包み込まれます。

これが、パニック障害です。病気の原因は?どうやって治すの?ずっと治らないのでは?などの疑問にお答えします!

詳しい原因は解明されていないけれど、脳機能異常という説が有力

心臓や肺に異常があるわけではないのに、なぜこのような苦しい発作が起こるのでしょう。

実は、詳しい原因はまだよくわかっていません。

ただ、最近の研究結果で、脳内神経伝達物質の働きに問題があるのでは、ということがわかってきています。

中にはストレスが原因なのだと思い込んでいる人もいるようですが、実際には、ストレスは発作を引き起こすほんのきっかけに過ぎず、根本的な原因ではないようです。

何科へ行けばいいの?診断基準は何?

一度でも発作が起こったら「一時的なものだから大丈夫だろう」などと自己判断しないで、心療内科か精神科を受診して下さい。

ただし、発作が起こったときに胸の痛みが伴う場合は、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患の疑いがあるので、循環器内科を受診して下さい。

心電図に何も問題がなければ、パニック障害と診断され、薬を処方されます。薬をしっかり飲んでいれば、発作は起こらなくなります。

治まったからと言って、自己判断で服用をやめてしまうのは危険です。

薬をやめたとたん、また発作が始まってうんざり・・となりかねません。

医師から指示された期間は、必ず服用を続けましょう。

パニック障害と過換気症候群の違いは?

パニック障害で発作が起こったときにも、過換気症候群のように過呼吸が起こってしまう場合があるので、医師が診断を誤ることもあるようですが、実際にはまったく別の病気です。

過換気症候群は、心理的要因によって起こるものに対し、パニック障害は脳機能異常が原因と見られています。

また発作が起こるかも、という「予期不安」、起こりそうな場所を避ける「広場恐怖」

発作の苦しさ、恐怖は、経験した当人でなければわかりません。一度発作が起こると、何も手につかず、ひたすら死の恐怖と闘う時間となり、治まるのを必死で待つしかないんです。

またあの苦痛がやってくるかもしれないという恐怖、不安、これが「予期不安」です。

発作が起こったら怖いから出掛けられない、誰かが一緒じゃなければエレベーターにも乗れない、これが「広場恐怖」です。

この広場恐怖が起こる人は、症状としては重く、この場合は薬に加えて、物事に対する考え方や感じ方を少しずつ正常に戻していく、認知行動療法も行われます。

では、周りの人はどうやってサポートしたらいいの?

出かけたい場所があるけれど一人では無理な場合は、ぜひ付き添ってあげてください。

決して本人に無理をさせないで下さい。

薬をきちんと服用させ、ゆったりと構えて見守ってあげて下さい。ストレスが直接の原因ではないと言っても、発作を引き起こすきっかけとなり得るので、なるべくストレスを減らす環境を作ってあげて下さいね。

いつかは治るの?

必ず、治ります。大丈夫!ただし、どこかで聞きかじった民間療法や、きちんと研究結果が出ていない治療法を鵜呑みにはせず、医師から処方された薬をしっかりと飲んで下さい。

いかがでしたか?

発作はとても怖く、苦しいものだけれど、パニック障害は、決して完治しない病気ではありません。

一度発作が起こっただけだから、忙しいからと言って放置せず、まずは受診してみて下さいね。

医師から「もう大丈夫ですよ」と言われるまで、きちんと薬を飲み、必要なら認知行動療法も受けて、病気を体から追い出しましょう。

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