【会社に行くのが嫌で怖い】頭痛や吐き気を催す『出社拒否症』とは?

会社に行くのが怖い

仕事や私生活で心配事があると、胃がキリキリ痛むことはないですか?そんな時、心と体は繋がっていることを実感できますよね。

今回お話する出社拒否症も、心が受け続けた強いストレスが原因で引き起こされてしまう病気なんです。この病気の原因や、治療方法についてお話しします。

『真面目な人ほどなりやすい』と言われるこの病気ですが、日々会社で奮闘している人たちにとっても、他人事とは言い切れません。

上司や部下との人間関係トラブルが要因としては非常に多いのですが、この病気のことを知って予防に役立ててみませんか?

出社拒否症とは、どんな病気?

会社へ行かなければならないのに、体に様々な症状が出て動けなくなる病気です。

主に、頭痛、腹痛、下痢、吐き気、動悸、発汗、過呼吸、発疹、不眠などの症状が現れます。

生真面目で、責任感が強く、努力家で完璧主義者に多いと言われている病気です。

一時休職後に改善することもありますが、何度も同じ症状を繰り返すこともあります。

会社に近づくにつれて頭痛が強まったり、胸が詰まったような感じで息をするのが困難になるような方は、出社拒否症の可能性が非常に高いです。

出社拒否症になる原因は何?

同じ会社内で部署が異動になり、慣れない環境に溶け込めない、昇進したものの、過度にプレッシャーを感じて重荷になってしまっているなどの理由から、徐々に症状が表れて会社を休みがちになってしまいます。

また、会社の上司や同僚とうまくいかないなど、対人関係の悪化が原因となっている場合もあります。

入社したばかりの社員が、思ったよりも自分の能力を活かせない、または、自分が無能だと思える出来事があったなど、厳しい現実に直面した時にも症状が出ることがあります。

いずれも、プライドが高い人がなりやすく、目標とするハードルが高すぎるため、自分自身を追い詰めてしまう傾向にあります。

完璧主義のため、人に仕事を任せることができず、全てを背負い込み、目的を達成できなかったり、不十分な出来栄えだったりしたことで、立ち直れないくらいの挫折感を味わってしまうこともあります。

症状が出始めたら、休みを取り、なるべく早く病院へ

出社できないからと言って、「弱くて役立たずだ」と自分を責めたりせず、まずは休暇を取って下さい

上司が理解してくれる会社なら問題ないのですが、「甘えていないで早く会社に出てこい」と言われるパターンのほうが多いかもしれません。

その場合は、ぜひ、症状が軽いうちに心療内科を受診し、診断書を書いてもらいましょう

この時、薬を出して終わり、という医師ではなく、根気良く話を聞いてくれる医師を選んで下さい。

その上で、症状に会った薬を処方してもらいましょう。

周囲の人の接し方

家族は経済的なことや、先のことを考えると不安になるかもしれませんが、極力不安な気持ちを本人には悟られないようにして、休暇を取ることを勧めてあげて下さい

「家族のためだから」と無理をさせると、衝動的な行動に出てしまうことも考えられます。

出社拒否症は適応障害とも言える症状なので、人によっては長期戦になります。

社会に戻れなくて一番焦っているのは本人なので、「いつ治るの?」という言葉は禁句です。

これまで会社でがむしゃらに頑張ってきたのだから「少しくらい休もうよ」と興味を持ちそうな趣味を勧めたり、一緒に気晴らしに出かけたりしてみて下さい。

もしまた仕事で辛いことがあっても、受け止めてくれる家庭があると思えば、症状も徐々に緩和されていくかもしれません。

出社拒否症は、頭と体のSOS

いつも頭の中は仕事でいっぱい、フル稼働。体は脳からの指令を受けて酷使され、ボロボロな状態。そんな時に「待った」を掛けてきたのはもう一人の自分なんです。

「これ以上走ったら倒れてしまうよ」というサインなのです。一旦、リセットしましょう。

これは自分に必要な休暇だと言い聞かせて、焦る気持ちを追い払って下さい。

これまで、十分すぎるほど頑張ってきたのですから。なかなか治らないインフルエンザに罹ったと思えば気が楽です。

ゆっくり休んで、よく眠って、好きなことを考えながら過ごしましょう。

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