「人前で緊張する…」あがり症の原因やほぐす方法とは?

緊張

皆さんは人前で話をする時緊張されますか?きっとこの記事を見ている多くの方が、そのような緊張をした経験があると思います。緊張の度合いは人それぞれですが、「人前で緊張をしないようになりたい」という願望を持っている方は非常に多いです。

学生生活もですが、社会に出てからも人前でしゃべるシチュエーションは増えてくるので、大人になってからもこの”緊張”に悩まされる人が多いのではないでしょうか?緊張感が軽く、その場以外で引きずる事がなければあまり気にする事はありませんが、一度失敗をしてしまうとどんどん緊張してしまうのがたちの悪いところですね。

極度の緊張状態になると、身体や心に異変が生じる事もあるのです。これから人前であがりやすい特徴と共に起こりうる病気について考えていきます。

あがりを引きおこしやすいのは

人には、ノルアドレナリンがあります。それは神経伝達物質の事です。血液中のノルアドレナリンの値が上昇して、交感神経を活発にします。その為、心拍数が増えたり、血圧上昇などを引き起こします。時には、緊張からパニックにもなるのです。

疑われるのがあがり症

人前で話す際、緊張で手や足が震えたり、平常心を失ったり、混乱、発汗、めまい、声が出なくなる、赤面、心臓がドキドキしたり、頭が真っ白になったりなどの経験はありませんか?

緊張しない様に意識しても「いざとなると緊張してしまう」という現実があります。あがるというのは、「緊張症」であるという事です。

中には人前でなくても普段人と接するだけど緊張してしまうという人も大勢います。「口がプルプルと震えたり、声が震える事などしょっちゅう…」という方も多いでしょう。

あがり症の症状について

あがり症とは、特定の状況で感じる不安の事です。人前で話したり、注目を浴びると強い不安感を感じたり、対人の場合である事が特徴です。

仕事の面接、発表会、職場での会議など様々な場面があると思いますが、日にちが迫ってくると、上手くやることができるのかと不安になります。また評価も気になり、相手がどの様に感じているのかと反応が怖くなったりするのです。

そういう場面であれば、誰もが緊張感を持ちますが、強いものでなければなんとかやりすごす事ができます。しかし、身体症状が激しくなると、また同じ場面が起こるのではないかという恐怖心に陥るのです。

周りの人から見ると、分からない様な症状である場合と周りに分かるような症状もある為、周囲に気付かれてしまうことで、大きな緊張感と不安感に襲われてしまうのです。

下記で具体的なシチュエーションをご紹介するので、自分に当てはまるような症状があるかどうかチェックしてみてください。

具体的なシチュエーション①

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Aさんは幼い頃からピアノを習っていました。頻繁にあるコンサート・発表会・コンクールに出場しましたが、緊張感に襲われ失敗する事が怖かったのです。しかし、周りの人からは、全然緊張してない様に思われていて、順番が近づくにつれて、心臓の鼓動が人にも聞こえるのではないかという程にまで不安感に陥っていたのです。

あるコンクールの時、彼女は沢山練習を積み重ね、完璧とまで言える程にまで仕上げる事が出来ました。いざ会場に行くと、周りの人がピアノを弾く一人に注目をしている、その様な環境が怖くて受け入れられませんでした。しかし順番は必ず回ってきます。

彼女の順番が回ってきた時、大きな緊張感の中で頭が真っ白になってしまったのです。きちんと弾けていた曲の途中で、弾き方が分からなくなり、空白の時間が出来たのです。その時間はとても長く感じ、心から辛い思いをした様です。

それ以降Aさんはピアノの発表会の度に極度の緊張を感じる様になってしまいました。

上記のケースではピアノを例に出しましたが、もちろん教室での歌の発表や球技の試合など、誰にでも当てはまるケースがあるかと思います。

このように人は一度失敗してしまった部分を思い返し、「また失敗したらどうしよう」という不安感が緊張へとつながってしまいます。

気になる対人恐怖症とは

対人恐怖症とは、あがり症とも言われる神経症の一種です。人前に出る事に恐怖感を抱き、心配性、人見知り、気をつかう、真面目、内気、神経質などの症状が見られます。また、性格や育った環境が影響しているとも考えられています。

行い頃に「◯◯は人見知りだからな〜」などと、両親が何気なく言った一言などがその後の性格形成を大きく左右する可能性があります。

人前が苦手でシャイで内気な性格な子供、あるいは友人がいても、そのようにネガティブな発言は控えるようにしましょう。

具体的なシチュエーション②

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Bさんは、ある仕事を任されていました。懸命に取り組んだのですが、ミスがあり、それを指摘されると、周りにいる同僚が見ているような気がして、自分の悪口や噂をされているような気がしてとても辛い思いをしました。

発汗や赤面などの症状も見られました。その後、失敗をする事への恐怖感に襲われ人の目が気になる様になりました。会議の際には、人前で話す事から注目されていると感じ、発汗や震えも止まりません。事前に話す事への準備は出来ていたものの、「いざとなるとなかなか思う様に話せない」「頭が真っ白になってしまう」などの症状がおき、また自分ができない事への失望感でさらに症状が悪化してしまいました。

そのような出来事がある度、眠れないという日々が続き、精神的な疲れを引き起こしてしまいます。

上記のようなシチュエーションは働いている人であれば誰もが経験があるのではないでしょうか?

「しっかり準備して完璧に用意したプレゼンの資料だったのに、緊張でうまくつたえられなかった」なんていう事はありがちなケースです。

緊張を緩和するためにはある程度の慣れや自信が必要ですが、このようなケースであれば場数を踏めば多少症状が和らぐという事もあります。

思い込みと想像

思い込みや想像は誰にでもあります。しかし、あがり症であれば、色々な場面を想像し、思い込みが広がってしまいがちです。自分の事を否定する事が増え、自己評価を下げてしまう事になるのです。周りの目が気になる事があるのかもしれません。

周りの方から悪口を言われているような気がすることもあるかと思います。しかし、周りの評価は異なっていて、真面目に取り組んでいると感じている方は必ずいるはずです。

これらの緊張を治す方法はあるのか?

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万全の準備は大切ですが、それが発揮出来るかと考えた時、緊張感から上手くいかないという事が事実であると思います。失敗した経験から苦手意識というものが出てきて悪循環にもなります。

普段から緊張した体である人は、夜何度も目が覚めたり、寝つきが悪かったり、音に敏感であったりします。その為、ご自身がリラックス出来る環境作りは大切です。

また、呼吸法もあります。腹式呼吸で5秒かけて息を吸った後、10秒かけてゆっくり息を吐きます。普段から行ってみましょう。他には、セロトニン原料のタンパク質として、豚肉、鶏肉、卵、牛乳などが良いとも言われています。

人が緊張してしまう理由は様々ですが、多くは過去の経験やトラウマ・思い込みからくるものが多いです。自分の考え方を変えたり、場数を踏むなどして、自分に自信を持つ事が重要です。

大切なこと

心療内科で薬を処方して頂ける事もありますが、ご自身の心に向き合ってみませんか?否定的な心をケアするのです。自己評価を下げる必要はありません。皆さんが頑張っているという現実があります。それを受け入れて頂きたいのです。

もっと頑張らなくてはと追い詰めていませんか?あなたは、十分頑張っているのです。そのままでいい、周りの方には、伝わっているはずです。もし、自分を見失ってしまったり苦痛が続くようであれば、すぐに病院で受診をされることをお勧めします。あなたの身体と心の安全を考えた上できちんと対応していただけます。

「緊張をするからって病院に行くのは恥ずかしい」という人がいますが、一度話を聞いてもらうと楽になる事もあるので、ぜひ一度訪ねてみてください。

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